東洋医学から考える喉の痛み
東洋医学的な観点から喉の痛みを考えると、「寒(かん)」や「燥(そう)」などの気候が持つ気が極端に偏り邪気に転じ、体内に進入することと、身体を邪気から守る陽気(ようき)が不足すること原因であると考えられます。第一に、身体の防衛機能である陽気を回復させることが重要です。この陽気をコントロールしているとされるツボを『大椎(だいつい)』と言います。これは手足を流れる陽気がこの大椎で全て交わると考えられているからです。
・大椎(だいつい)
身体を守る陽気を回復させる大椎
この部分にお灸をするなどして温めることで陽気を回復することができると考えられます。
咳を止める定喘
喉の痛みを軽減する天突
こうしたツボを利用することで、気の流れを整えたり、緊張してしまった筋肉をリラックスさせる効果があると考えられます。ぜひお試しください。