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一度見たら忘れられない、競馬界のカワイイ系代表(2ページ目)

その馬が持つ血統やレーススタイルなど、特定の馬を好きになる理由はさまざま。中には、「とにかく見た目が好き」というケースもあります。そんな「見た目」において、大注目されている2頭のメス馬がいることをご存知でしょうか。今回はその2頭を紹介します。

河合 力

執筆者:河合 力

競馬ガイド


馬らしからぬオシャレ上手?
ファンをとりこにする「アルビアーノ」


「見た目」という意味では、もう一頭紹介したいメス馬がいます。それが、アルビアーノ(牝3歳)という馬です。

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もう一頭のカワイイ系代表といえるアルビアーノ。尻尾をよく見ると……(写真 JRA)


ブチコと同世代のアルビアーノ。アルビアーノは、今年1月にデビューすると、あれよあれよと3連勝。スタートから先頭に立ってそのまま突き放す「逃げ」の競馬で、一気に話題となったのでした。

がしかし、この馬が話題になったのはそれだけはありません。レース毎に見せるそのオシャレも注目の的でした。

先ほどの写真、ちょっと分かりにくいのですが、尻尾の部分をよくご覧ください。4つほど尻尾に花が飾られているのがわかるでしょうか。さらに、この写真では隠れてしまっているのですが、実はたてがみもカラフルに編み込まれているのです。

スタッフの方の愛情がわかると同時に、とにかくそのオシャレっぷりがかわいい! アルビアーノのかわいさは、みるみるうちに競馬ファンの間で広がっていきました。

アルビアーノは、ナチュラルメイクでもかわいかった!

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見た目だけでなく、走っても一級品のアルビアーノ(写真 JRA)


そのアルビアーノは、3連勝の後にNHKマイルカップ(芝1600m/東京競馬場)というレースに向かいます。これは、3歳馬の芝1600mにおける頂点を決める戦い。レースの格も「G1」という最高ランクです。

レース直前のパドックに現れたアルビアーノですが、この日はいつものオシャレがありません。たてがみは編み込まれずフワッと風になびいていました。しかしどういうことでしょう。オシャレがなくても、かわいい! いや、美しい!

ネット上では、「今日のアルビアーノはナチュラルメイクか」と言っていました。そしてそのナチュラルメイクがかわいいんです。よく見たら、クリッとした目や毛色に一級の美しさがあるじゃないですか(個人的感想)。そしてこの馬、メスのサラブレッドとしては非常に大きい、500kgを超える大型馬。なのにこの顔の小ささ! もはや榮倉奈々ですかと言いたい。しかし言えない! そのもどかしさに支配されます。

私は思いました。アルビアーノは、オシャレによってかわいく見えていたのではない。もともとかわいかったから、スタッフの人がそれに見合うオシャレをさせたのだ。そしてG1出走を機に、彼女のナチュラルメイクを公開したのだと。大人の階段を登り始めた証として……

話がよくわからなくなってきたので、とりあえずそのNHKマイルカップをご覧ください。

NHKマイルカップのレース映像(アルビアーノは黄帽の9番)

オスの強豪相手にも、勝利まであと一歩と頑張ったアルビアーノ。その後は、初めてのダート戦に出て4着と負けてしまいましたが、秋にはふたたび芝のレースで強さとかわいさを振りまいてくれると信じています。

ブチコとアルビアーノという、かわいさが魅力の2頭。彼女たちの見た目にどっぷりハマって、そこから競馬を知ってみるのも良いのではないでしょうか。

(リンク)
ブチコ|競走馬データ-netkeiba.com
アルビアーノ|競走馬データ-netkeiba.com

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