地産地消にこだわったオーガニック食材で作られる、とびきり美味しいランチ
最初はたどり着くまでにちょっと迷うかもしれない百薬キッチン。長町のメインストリートから外れ、住宅街のさらに奥まったところにある、店名通り薬草料理のお店です。“薬草”と聞くと、何だか食べにくそうと構えてしまうかもしれませんが、百薬キッチンでは漢方や薬膳といった捉え方ではなく、健康を保つために野菜を含めた、昔から当たり前に食べられてきた山草や野草全般を“薬草”と定義していて、食べにくいどころかとても美味しく、基本的にオーガニック料理が好きではないガイドの母も大絶賛でした。
ランチメニューは百薬ご膳(薬草豆腐ハンバーグ+有機野菜の付け合わせ・玄米ご飯・小鉢・お味噌汁・宮田麩のヨモギ生麩菓子・薬草茶)1,400円、塩豚そばパスタ(お味噌汁付)1,100円、アボカド納豆丼(お味噌汁付)1,100円の3種類で、平日限定で天然酵母パンのサンドイッチ(薬草マリネチキン or 薬草マリネ豆腐ステーキ・サラダ・お味噌汁・宮田麩のヨモギ生麩菓子・薬草茶)1,400円が加わって5種類になります。
天然酵母パンのサンドイッチ(薬草マリネ豆腐ステーキ・サラダ・お味噌汁・宮田麩のヨモギ生麩菓子・薬草茶)1,400円
ただし、どの料理でもお持ち帰りができるかはわからないので、食べ切れるか心配な場合は注文する前にお店の方に確認してください。ちなみにサンドイッチはできました。
■百薬キッチン
住所:〒920-0865 金沢市長町2-3-23-2
TEL:076-255-1893
営業時間:11:00~15:00、18:00~22:00
定休日:火曜日
重厚な長屋門をくぐって江戸時代の加賀藩士の暮らしぶりを拝見!
長町のメインストリート沿いにどっしりと構えた長屋門が目を引く旧加賀藩士高田家跡。平士階級(家禄80石~2400石の中級藩士)だった高田家の屋敷跡が修復され、藩政時代の武士の暮らしぶりを垣間見ることができる貴重なスポットです。かつては443坪を誇った広大な敷地は270坪に半減し屋敷そのものも失われてしまったものの、門をくぐって左側には厩(高田家では馬を2頭飼っていたそう)と奉公人たちが住んでいた仲間(ちゅうげん)部屋が残っています。
高田家の家禄は550石。外出の際は7人の供を連れていたそうです。
街の中心部にありながら、この庭園はホタルが生息できるように設計されており、夏の夜にこの辺りを通れば可憐で優雅な舞いが見られるかも!?
■旧加賀藩士高田家跡
住所:〒920-0865 金沢市長町2-6-1
TEL:076-263-3640
開館時間:9:30~17:00
閉館日:無休
観覧料:無料