【ポイント5】家事がしやすい作業動線か
忙しく時間がない子育て世代の家は、家事のしやすさがポイントです
忙しい子育て中は、とにかく家事も同時並行でこなさないと生活がうまくまわりません。ミルクのお湯を沸かしている間に洗濯機を回し、掃除機をかける、など同時並行で家事を行うことにより短時間で効率よく家事をこなせることがとても重要です。そのためには、家事動線も考えたいもの。
いちばんいいのは、バルコニー、洗濯・洗面スペース、キッチンといったメインの家事スペースが一直線でつながっていて行き来しやすい3WAYといわれる間取りです。無駄な移動が減るのと、同時並行で家事がしやすいというメリットがあります。
キッチンの横にバルコニーがあると、においのこもりやすいオムツや生ごみなども一時的に置けたりするので、部屋ににおいがこもらず快適です。
【ポイント6】南向きとは言わないまでも、明るい部屋と風通しにこだわりたい
前々回述べたように、赤ちゃんのうちは外に出る時間も限られ、必然的に昼間家で過ごす時間が多くなります。DINKS時代は昼間家にいないし寝るだけの家だから、と日当たりや採光・通風などを重視せずに物件選びをする人も多いもの。ところが、一日中家にいてみると、日の当たらない部屋、光のあまり入らない部屋というのはなんともつらいものです。
また、赤ちゃんがいると、洗濯物の分量も増え、せっかく干しても日陰だと洗濯ものが乾ききらないのも困ります。
ママも子供も快適な環境のためには、採光、通風もぜひ意識したいところです。次回は引き続きインテリアのポイントなどに触れたいとおもいます。