相手の話を聞くことの大切さを教えよう
自分の話に関心を持ってくれる、共感してくれると誰でも嬉しく、そういう人には敵意をいだかないものです。子供には、自分の話を聞いてもらいたかったら、相手の話もきちんと聞いてあげることの大切さを教えましょう。それには、まず、親が自分の子供の話をしっかり聞いてあげる時間を少しでもつくってあげましょう。
相手の話したいことを質問をしよう
相手の話に関心を持って聞いてあげることができるようになったら、その次は「相手が話したいことを上手に聞いてあげる」ことができれば、さらに会話がはずみます。これは「質問力」といって大人でも、意識して磨く必要がある技術です。最初はかみ合わなかったりすることもあるかもしれませんが、あきらめずに「○○ちゃんって、こうなのかな?」「ああなのかな?」と家庭で子供の友達の関心事について、話すことで子供がヒントを得ることがあるかもしれません。
会話が弾むと、信頼関係ができます。何度もチャレンジするよう子供との会話を工夫してみましょう。
「閉じた質問」ではなく「開いた質問」を意識!
開いた質問を子供に教えましょう
一方、「○○について、どう思いますか?」「今、どんなことに興味がありますか?」など相手が話したいことを自由に話せるような質問を「ひらかれた質問」といいます。
「ひらかれた質問」をすると、より話が広がります。閉じた質問と開かれた質問を子供にしてみて感想をきくなどして、積極的に「ひらかれた質問」をするよう話し合ってみましょう。
いかがでしたか?子供の初対面でのコミュニケーション術は、実は大人と一緒なのです。いじめ予防に役立つ第一印象アップ術を身につけるべく、親子で是非実践してみてくださいね!