高校受験の不安を自信に変える方法

高校受験の不安を自信に変える方法


受験期の親子は日がたつにつれてだんだん不安になると思います。「このままで果たして本当に合格できるのか」、「もし不合格になったら」、子どもがTVやスマホをいつまでもだらだらみていたら「勉強、大丈夫?」とつい声をかけたくなります。「やっているから。ほっといて!」というお決まりのパターンに……。本人も焦っているでしょうが、こちらだって内心焦ってますから。

そこで今回は、受験期の親子の不安を取り除き自信に変えるちょっとユニークな方法をご紹介します。

数年前に「親と子で夢を叶える宝地図」という本を、宝地図提唱者の望月俊孝先生と共著しました。今回ご紹介するのは、その本の中で私が担当した「親子の受験成功のコーナー」で好評だったある方法です。

<目次>  

高校受験での不安をなくす……夢を叶える方法とは

私は20年以上、野球のグラブ博士として全国の野球に道具のお手入れと心のお手入れ(夢の叶えかた)を指導してきました。その心のお手入れの中で「甲子園に出場したいならまず甲子園に行って臨場感を感じてください」と提唱してきました。

甲子園出場を夢見ているなら優先順位の1番として、激しい練習をするより実際に甲子園球場に足を運んであの独特の空気を感じ、同学年の高校生たちの活躍を目に焼き付けて、「よし、次は自分たちがこの舞台で思いっきりプレーするぞ!だから今から帰ってもっと本気で練習するぞ!」とやる気を上げて自分と約束することです。

自主的な行動ほど大きな影響力を持つものはありません。弱気が本気に、迷いが決意になる瞬間になるでしょう。
 

夢実現のために、少し事前実験

レモンで事前実験

レモンで事前実験


想像してください。 今、あなたは冷蔵庫を開けてその中から新鮮な大きな黄色いレモンを出します。まな板の上で半分に切ってください。レモン汁が飛び散っています。新鮮な証拠です。

次に天井を向いて口を「あ~」と大きく開けて、その半分にしたレモン汁を思いっきり絞ってみてください。ここで生唾がたくさん出た人は、大丈夫です!あなたの夢は叶います。 だって黄色のレモンは現実にないし、私は1度も「酸っぱいレモン」と書いていないのですから。

脳はこのように実際にできたことと今まだできていない想像のことの区別ができません。だから親子で大きな刺激を作って「もうすでにそれを達成している」と脳の中に錯覚を作りましょう。
 

ステップ1:実際に夢の舞台に行く

「さあ、3年間お世話になる〇○高校に一緒に行こう!」と提案してみてください。ここでの重要なポイントは決して車やタクシーで行かない事です。必ず電車、バスといった実際に子どもが通学時に利用する公共手段を使う事が重要です。

家の玄関を開けた所から夢の舞台の学校まで本人目線にします。これは決して受験日の練習のためでなく、3年間通う通学の予行練習のためです。乗り換えの場所の写真や高校のある駅の改札の写真、学校のある駅の名前の看板と子どもを一緒に記念に残しましょう。未来の感情の先取り(先撮り)行動です。
 

高校受験の不安払拭へ!準備するもの

  1. 可能ならよく似た制服を持参。上着だけでOKです。正門の前で羽織りましょう。
    色が似ていても大丈夫です。志望校が制服なのにTシャツなどの普段着で写真を撮らないでください。脳は鋭いので…。
  2. 学校関係のタオル、教科書、前回の学祭のパンフなど(誰かから借りれるなら)手に持って記念撮影してください。

親子でできるだけ準備をして正門の前で笑顔の写真撮りましょう。シャッターを押す時に「入学おめでとう」と言ってください。「応援ありがとうございました!」と大きな声で過去形で返しましょう。実際に数か月未来にそこでもう1度体験するわけですから……。
 

ステップ2:記憶を記録する方法

「学校意外と改札から近かったね」「思ったより坂が少し急だったね」「人が多かったね」そのような会話は記憶を呼び戻します。折に触れてこの写真会の会話をしてください。あとはこれらの写真を子どもと一緒に部屋にかっこよく張るだけです。

宝地図といって大きなコルクボードに張っても大丈夫です。後々、写真の変更も簡単にしやすいですし追加もできます。この写真を引き延ばしてトイレ、玄関、冷蔵庫の前、リビングの時計の下、テレビなどに目立つように張ってください。
 

ステップ3:最後の大切な作業

夢実現の最終ステップ

夢実現の最終ステップ


その日一番のナイスショットを子どものスマホの待ち受けにしてください。親子で同じものにしましょう。受験は親子の大切な共通作業です。

これで本人のやる気モードはさらにスイッチONになります。また不安が平安に変わるでしょう。ここまで未来の準備をしたのだから…目つきも変わるはずです。可能ならこの時の写真を合格後も大切に残しておいてください。

私は今でも仕事で辛い時やスランプになると、息子と娘の受験期のこの未来の成功写真を引っ張り出してこっそり一人で見ています。意外と幼い顔のわが子から勇気と希望が貰えます。きっと生涯の宝物になると思います。

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