「そろそろ受験のラストスパートの時期なのになかなか成績が伸びません」

私の「親子才能学」というセミナーで、よくこの相談をされます。そして私はこの時に必ず答える内容があります。それは「親の気の持ち方次第で子どもの成績が変わるんですよ」ということです。

期待を持つだけで子どもは伸びる!

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2つのクラスに分けて…

ある海外の学校で、生徒を規則性なしにAとBの2つのクラスに分けました。その後、指導する先生達は校長室に集められて「Aのクラスは必ず伸びる素質を持った子どもたちだけを集めたから期待して指導してください」と指導に対する前提条件が伝えられました。Bのクラスは同じ先生方で指導しますが、前提条件何もなしでした。

さて、1年後の子どもたちの成績の結果はどうなったのでしょうか?同じ先生が全く同じ内容を指導しても、Bに比べAのグループは平均的に、成績が大きく伸びたそうです。このことから関わる大人や親が子どもの未来の可能性を心から信じるだけ結果は変わるといえるでしょう。

まず子どもの「心の安全地帯」になる 

人間は誰もが未来に対して大きく分けて2つの感情をもちます。それは不安か希望、このどちらかです。しかし残念なことに、多くの人は未来に対して不安を感じることが多いです。例えば背のたけぐらいある草むらでガサガサという音が鳴ったら怖くなってすぐに反対方向に逃げませんか。それは小動物かもしれないのに、人はちょっとでも不安がよぎると、拡大して受け止める傾向があるといえます。

子どもも受験期には不安になります。それもそのはず、初めて社会で自分のランク付けをされるのですから。そこに親も不安な気持ちで接すると子どもにも不安が伝わります。すべての子どもはお母さんと十月十日おへそでつながっていたもともと体の1部ですから強い一体感があります。だから子どもは無意識のうちに、母親の不安を感じ取るのです。

だから親こそ子どもの不安を受け止め、その不安を未来の希望に変える「心の安全地帯」になってほしいと思います。子どもが最後に帰る場所は親です。親子で心が1つになり、親が子どもの未来に希望を持てる方法を紹介しましょう。

親子で未来に希望を持つ方法 

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心の安全地帯

未来に希望を持つ方法、それは家族会議を開いて親子の約束ごとを決め、それをとにかく続けることです。私の場合は会議で「靴を揃える」「椅子をひく」「机の上を綺麗にする」「食後、自分の食器は流しに持っていく」と決めました。自分の身の周りはいつも自分で責任をもって後始末をして整理整頓するようにという心がけです。

もちろん私たち親も率先して実践しました。お互いが「受験に成功する」という共通目標を持ちながら毎日同じ事を正しく続けると、なぜか自信がつきます。この時、家族の心は1つになっていると思います。毎日継続して得られる達成感は充実感を生み、それが互いの自信を形成していきます。約束を守ることは自信を作ります。そしてこの作業は子どもの将来の人格形成にも大きく役立つと思います。

子どもと一緒に受験を乗り切り、家族の信頼関係を築くヒントになることを願っています。

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