ドラマ/夏ドラマ情報

夏ドラマスタートガイド(中)レア?な主演俳優揃い踏み

夏ドラマ中盤戦はオフィスもの、コミック原作、定番ミステリーや刑事ものからあのアイドルグループ総出演作品まで。バラエティにとんだ作品が並びます。

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド

夏ドラマ、5日(日)の『デスノート』が『アイムホーム』を上回る今年の連ドラ初回視聴率をマークし滑り出し好調で、さすが原作が大ヒット作だけあります。

さて、後のドラマも続けるか?7月9日(木)から7月15日(水)に始まる中盤戦のドラマを紹介します。

7月9日(木)スタート

『エイジハラスメント』

テレビ朝日系木曜21:00~
原作・脚本:内館牧子
演出:田村直己、小松隆志
プロデューサー:中川慎子、浅井千瑞、神通勉
ゼネラルプロデューサー:内山聖子
主題歌:花岡なつみ「夏の罪」

出演:武井咲、稲森いずみ、瀬戸康史、要潤、大倉孝二、内藤理沙、原幹恵、杉本哲太、吹越満、浅野和之、麻生祐未、竹中直人、風間杜夫、小泉孝太郎

「アメリカでMBAを取る夢を持っていた吉井英美里(武井)だが実家の家業失敗で、帝都物産に就職。現場の繊維部門で役員を目指すという新たな目標を持っていたが配属されたのは総務部。制服の着用を義務付けられ何でも屋扱いに愕然。さらに女性社員の付き合いはせず、男性社員からは若さと美だけしか求められず、そのことからやがて陰湿なイジメへと発展していく。」

武井咲主演のテレビ朝日ドラマは『お天気お姉さん』『ゼロの真実』と大石静が担当していましたが、もっとベテランの内館牧子が10年ぶりに連ドラ脚本を担当。会社勤めの経験を活かしてオフィスものは得意としていますが、その経験も30年以上前で現代に通用するストーリーになるのか?さらに原作の主人公は夫も子もいる30代女性なのを若いヒロインに大幅に改変しています。ただ女同士の争いを書かせるとうまいだけに、昔も今も変わらない部分がツボにはまればいけるかも。

 

『37.5℃の涙』

TBS系木曜21:00~
原作:椎名チカ
脚本:梅田みか
監督:古澤健、藤尾隆、村上牧人
プロデューサー:渋谷未来、近見哲平
主題歌:wacci「大丈夫」

出演:蓮佛美沙子、成宮寛貴、速水もこみち、トリンドル玲奈、鈴木梨央、水上剣星、滝沢沙織、西村和彦、久保田磨希、松島花、趣里、永池南津子、木戸邑弥、谷川りさこ、石田登星、田上唯、横山歩、藤木直人(特別出演)、美保純、水野美紀、浅野温子

「保護者とコミニュケーションがとれず一年で保育園をクビになった杉崎桃子は病児保育施設に拾われる。保育園は子どもの熱が37.5℃を越えると親に返すが、仕事を休めない親に変わって子どもの世話をする病児保育士として再出発する。派遣先で様々な家族に出会う中で、桃子は自分の居場所を探していく。」

蓮佛美沙子、NHKBSの『ランチのアッコちゃん』でひさびさの主演につづいての民放ドラマ初主演。原作コミックは病児保育士の存在をいち早く取り上げた評価の高い作品です。期待したいところですが、不安要素は「恋愛の教祖」と呼ばれる梅田みかの脚本。だからなのか恋愛要素、それも先輩の朝比奈(成宮)、離婚調停中の利用客・篠原(速水)との三角関係があるようで、原作のよさは保てるんでしょうか。
『渡る世間は鬼ばかり』『ホテル』などのヒット作を生み出したTBS系木曜21時のドラマも今作が最後。有終の美を期待したいところです。

 

次は「7月9日(木)スタートの続きと7月10日(金)スタートのドラマ

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