独立した親世帯の部屋
1. 外階段は母親の部屋の玄関に続く。 2. 父親の部屋の玄関。車椅子でも入室できるようバリアフリーになっている。 |
3. ロフト付きの母親の部屋。右奥の南側にはベッドが置かれている。 |
4. 母親の部屋の天井の高いキッチンとリビング。床はコルクタイル張り。 |
5. 父親の部屋から引戸を介して小世帯のダイニングを見る。 |
親世帯の部屋はキッチンとバスルームが付いたワンルームになっていて、独立した暮らしを営めるようになっています。父親の部屋は半身マヒのある父親が出来るだけ独立して生活できるように1階に配置されました。奥の引戸を開ければ子世帯のダイニングに行く事ができます。真上にある母親の部屋へはリビングの引戸で行き来できます。
小高さんの母親は介護の看護のプロとして働いた経験があり、ご主人の父親の看護もなさっています。三世帯がお互いのプライバシーを大切にしながらも、しっかり繋がっている暮らしは、今求められているひとつの理想型ではないでしょうか。
◆建築データと建築家プロフィール