自動車保険/自動車保険の補償内容と補償額の決め方

自動車保険の内容と補償額(車両保険の免責金額)(2ページ目)

お気に入りの車が事故で壊れた、盗まれた…そんな時、強い味方になってくれる車両保険です。この保険の加入時、多くの方が疑問に感じる免責金額について、具体例を交えて解説します。

西村 有樹

執筆者:西村 有樹

自動車・バイク保険ガイド

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免責金額の設定で
保険料が安くなる!
 

免責金額はある程度、自由に設定することが可能です。コストバランスを考えて、選択しましょう!

免責金額はある程度、自由に設定することが可能です。コストバランスを考えて、選択しましょう!

では免責金額により、保険料にどれだけの差が生じてくるのか、実際に見積もりをとってみました。

■見積もりデータ
契約者:男性(37歳) ゴールド免許
車両:ホンダオデッセイ(H20/11月)
次年度14等級 対人賠償:無制限 対物賠償:無制限 人身傷害補償:5000万円 無保険車傷害:2億円 自損事故:1500万円 搭乗者傷害保険:1000万円 車両保険:一般270万円


■免責金額による試算例
1回目 - 2回目以降(契約期間中の事故の回数)
10万円 - 10万円    保険料3万4010円
5万円 - 10万円    保険料3万7160円
5万円 - 10万円(車対車免ゼロ特約)
                               保険料3万9260円
0万円 - 10万円    保険料4万920円

今回の見積もりでは、最高額と最低額の差は約7000円となりました。このように免責金額の設定次第で保険料を抑えることができます。なお3番目の「車対車免ゼロ特約」は1回目の事故で、相手車両が特定できる(当て逃げなどでない)場合に限り、1回目の5万円分も保険料が負担してくれる内容です。

免責金額は自分にあったタイプを

保険料も免責金額を決める重要なポイントですが、ほかにもドライバーの腕前や考え方によって変わってきます。
「10万円程度は自分で負担するから大きな事故を補償して欲しい」という方は10万円-10万円に。
「新米ドライバーだけど単独事故の少額の修理なら自分で払う」という方は5万円 - 10万円(車対車免ゼロ特約)に…といった具合です。
車に乗る頻度や車両の価値など、トータルに考えて、免責金額を設定しましょう。

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