ドラマ/夏ドラマ情報

夏ドラマスタートガイド(前)レア?な主演俳優揃い踏み

みんな遊びにいって視聴率を取りにくい夏ドラマは若手からベテランまでいつもはメインじゃない俳優の主演作が目立ちます。それを活かして、これまでにないドラマが見られるか?

黒田 昭彦

執筆者:黒田 昭彦

ドラマガイド

遊びに行く人が多いため、視聴率を取りにくい夏ドラマ。そのため知名度の低い芳根京子をオーディションで抜擢した『表参道高校合唱部!』から高橋克実主演の『僕らプレイボーイズ』まで、新人やベテランなどいつもは主演しない俳優を起用したドラマが目立ちます。ベテラン・若手ハイブリットで遠藤憲一・菅田将暉ダブル主演の『民王』も。

それでは序盤戦、7月2日(木)~7月8日(水)にスタートするドラマを紹介します。


7月2日(木)スタート

『婚活刑事』

日本テレビ系木曜23:59~
原作:安道やすみち「婚活刑事」シリーズ
脚本:ますもとたくや、徳尾浩司
演出:遠藤光貴ほか
プロデューサー:福田浩之ほか
主題歌:斉藤和義「傷口」

出演:伊藤歩、小池徹平、升毅、森カンナ、栗山航、川村エミコ、片岡明日香、赤星昇一郎、吉満寛人、加藤諒、大杉漣
第1話ゲスト:和田正人

「花田米子(伊藤)は検挙率100%の両国署刑事。実は彼女には米子レーダーといわれる”惚れた男は必ず犯人”という特殊能力?があった。彼女は善人の男を結ばれることを目指して婚活と捜査に邁進していく。」

NHK-BSの『その男、意識高い系』が連ドラ初主演だった伊藤歩、今度は民放連ドラ初主演。「惚れた相手が必ず犯人って『うぬぼれ刑事』かよ」とドラマ好きの人の多くが思うでしょう。さらにその前には『キミ犯人じゃないよね?』もありました。『婚活刑事』はその設定が最初から捜査に活かされるというのが新しい要素でしょうか。
このパターンでは「犯人が同性の場合どうなるのか」ということが気になります。『うぬぼれ刑事』は旅芸人一座の女形(中村七之助)にホレ、『キミ犯人じゃないよね?』では男性の犯人にもいつものセリフをいってました。このあたりのヒネリ方のうまさがポイントになりそうです。

 

7月5日(日)スタート

『デスノート』

日本テレビ系日曜22:30~
原作:大場つぐみ/小畑健
脚本:いずみ吉紘
演出:猪俣隆一、西村了
チーフプロデューサー:神蔵克
プロデューサー:鈴木亜希乃、茂山佳則、大森義孝
協力プロデューサー:吉川恵美子

出演:窪田正孝、山崎賢人、優希美青、佐野ひなこ、藤原令子、関めぐみ、前田公輝、弓削智久、忍成修吾、半海一晃、佐藤二朗、松重豊

「平凡な大学生・夜神月(窪田)は”名前を書かれた人間は死ぬ”というデスノートを手にしたことから歪んだ正義感と天才性が目覚め、犯罪者たちを裁く殺人鬼キラに変貌する。そんな彼を名探偵L(山崎)が必ず捕まえると宣言。さらに二人の戦いを不敵にみつめるニア(優希)。新たな戦いが始まる。」

『花子とアン』『Nのために』などで評価を高めた窪田正孝、ひさびさの連ドラ主演。しかし夜神月が最初はどこにでもいるような大学生という設定変更が原作ファンから叩かれています。映画、アニメなどさんざんやり尽くしただけに同じことはできないし、時代の違いによりに変える必要もあるのでしょう。果たして設定変更が吉出るか凶と出るか?

 

次は「7月7日(火)スタートのドラマ

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