公認会計士試験/公認会計士とは

公認会計士資格取得の最終関門「修了考査」とは?(3ページ目)

公認会計士資格を取得するには、日本公認会計士協会が実施する「修了考査」に合格しなければなりません。公認会計士試験に合格しただけでは、単に、“公認会計士試験合格者”と名乗れるだけなのです。今回は、公認会計士の最終関門「修了考査」を取り上げます。

日根野 健

執筆者:日根野 健

公認会計士ガイド


試験本番は、体力勝負!?

修了考査については、試験日時や試験科目(5科目)等が日本公認会計士協会から公表されます。

(1)会計に関する議論及び実務 <3時間・大問2問・300点>
(2)監査に関する議論及び実務 <3時間・大問2問・300点>
(3)税に関する議論及び実務 <3時間・大問2問・300点>
(4)経営に関する議論及び実務(コンピュータに関する理論を含む) <2時間・大問2問・200点>
(5)公認会計士の業務に関する法規及び職業倫理 <1時間・大問2問・100点>
【図表3undefined修了考査の試験科目(平成27年度)】

      【図表3 修了考査の試験科目(平成27年度)】


と、かなりハードな設定です。

それでは、これらの試験科目を攻略するための勉強方法についてまとめます。

○勉強を始める時期は?
平成27年度の修了考査から12月中頃の実施に改められたので、本格的に勉強を始めるのは、お盆の頃からがよいと思います。
仕事をしながらの勉強になるので、何より集中的に勉強することが大切です(監査法人などに勤務している場合は、修了考査のための試験休暇を取得できる場合があります)。

○専門学校の対策講座を効果的に利用
TACや大原が実施している修了考査対策講座を申し込むことをお勧めします。受講するメリットは、講義そのものはもちろんのこと過去問への模範解答の配布や答練の質や量が充実していることです。
特に、公認会計士試験合格前は収入が無い方が大半ですが、公認会計士試験合格後は大半の方が監査法人等なんらかの場で働き収入を得ているので、ある程度お金に余裕があるはずです。ですから、効率的に終了考査に合格するために、専門学校への出費を惜しまない方が良いと思います。

○苦あれば楽あり
この修了考査でも頼りになるのが、合格年次が一緒の友人。「頑張ろう!絶対に受かろう!自分だけがしんどいわけではない!」と思えるのは友人がいるからこそです。
また、試験時間などからも分かるようにかなりハードな日程となっており、実際の試験では、じっくりと考える時間はほとんどありません。ひたすらペンを動かしている状態で、とにかく答案用紙を埋めることに徹することになります。試験本番は体力勝負!


公認会計士を目指す方々の最終関門とも言える修了考査。仲間と励まし合って一発合格することを願っています。
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