金沢の素顔が見られる憩いの空間でとっておきの朝食を

モーニング@ひらみぱん

旅行者からの支持率も高い、金沢でダントツの人気を誇るビストロ「ひらみぱん」でモーニング!

旅行の楽しみの1つと言えば、食事。限られた滞在期間の中で、できるだけ多くの地元民に人気のカフェやその土地の雰囲気を味わえるレストランに行ってみたいですよね。ランチやディナーはもちろんのこと、朝食も例外ではありません。

ホテルに付いている朝食も手軽でいいけれど、せっかく金沢に来たのだから、地元民に混ざって金沢でしか食べられない朝ごはんを堪能してみませんか。今回紹介するスポットはいずれも観光名所の近くにあるお店ばかりなので、朝食後すぐに観光を始められるのも高ポイントです!
 

優雅な朝のはじまりは秘密の隠れ家みたいな町家カフェから

モーニングセット@cafe 素都

もっちりしたトーストは食べ応えあり!注文を受けてから挽いて淹れる珈琲も薫りがよく極上です。

金沢に残る3つの茶屋街の1つ、浅野川に面した主計町茶屋街へと続く路地裏に佇むcafe 素都(そつ)。2013年にオープンしたばかりの昔ながらの長屋を改装した風情漂う和カフェです。

鮮やかな紅殻格子が一際目を引く建物の隣にはツツジと牡丹の名所として知られる彦三(ひこそ)緑地があり、5月のシーズンに色とりどりのツツジが咲き乱れる光景は何とも艶やかで時を忘れます。
外観@cafe 素都

昼はカフェ、夜はバーと2つの顔を持つので看板も2つ。店主も昼と夜で変わります。

実は素都は彦三緑地が整備されたのを機にオーナーの素都潤子さんが自宅を改装して始めたカフェ。店内奥の大きく切り取られた窓からは四季折々に表情を変えるその美しい日本庭園が一望できるようになっています。

メニューはドリンク類や和菓子セット、日替わりスイーツを中心にカレー、毎日限定6食のランチなど軽食も用意。和菓子は落雁で有名な諸江屋のもので、加賀棒茶(500円)もしくは珈琲(600円)が選べます。
アイスクリーム@cafe 素都

アイスクリームには一家言持つ私の母が太鼓判を押した「アイスクリーム(400円)」。

モーニングは朝7時~10時までで、こだわりパンのトースト、サラダ、目玉焼きに挽きたて珈琲がセットになって600円。お店が混雑していなければ目玉焼きをオムレツに変えてもらうことも可能です。

また素都は午後6時からは店主が変わり、以前は片町にあった「Bar TAKEUCHI」が移転オープンした「Bar 長屋」へと業態チェンジするユニークなお店。夜は店主の竹内さんが作る美味しいカクテルやお酒に合う絶品料理が味わえますよ!
和菓子と加賀棒茶@cafe 素都

とっても丁寧に淹れてくれる「和菓子と加賀棒茶(500円)」。砂時計で3分待ってからどうぞ。

■cafe 素都
住所:〒920-0901 金沢市彦三町1-8-26(Googleマップ
TEL:076-233-3113
営業時間:7:00~17:00
定休日:月曜日
 

昔から変わらないスタイルが人気の喫茶店の名物カレーに舌鼓

朝ミギカレーセット@喫茶メルツバウ

メルツバウのカレーは喫茶店のカレーの王道。玉ねぎがたっぷり入ったサラッとした口当たりの辛口カレーです。

朝7時30分(土日祝日は8時~)の開店から次々と美味しい朝ごはんを求めて常連客が訪れる喫茶メルツバウ。昭和50年(1975年)創業の老舗で、風変わりな店名はドイツ人美術家クルト・シュビッタースによって起こされた芸術運動の名前から。

実際、創業当時はアーティストの卵が集った硬派な喫茶店でしたが、徐々にカレーとコーヒーが美味しい店として職種や年代を問わず、多くの金沢っ子から愛されてきました。2006年に店主の逝去に伴い1度閉店したのですが、2014年に前オーナー夫人により完全復活。
外観@喫茶メルツバウ

昔ながらの変わらぬスタイルが地元っ子を惹きつけるメルツバウ。尾山神社傍なので観光にも便利。

店の雰囲気を変えることなく、天井や床を張り替えた以外は昔のままで、名物カレーの味も健在です。モーニングは毎日11時までで、モーニングセット(500円)、朝カレーセット(650円)、朝ハヤシセット(650円)、朝ミギカレーセット(700円)の4種類。

それぞれのセットにはドリンク(珈琲、アメリカンコーヒー、紅茶、コーラ、ミルクから1品。珈琲、紅茶、ミルクはホットかアイスが選べます)、小鉢(ヨーグルト、きゅうりスティック、ゆで卵、カレー、ジャム、小倉餡からモーニングセットは2品、それ以外は1品をチョイス)が付きます。
キャラメルミルクかき氷バニラアイス添え@喫茶メルツバウ

暑い日には食べたくなるかき氷。写真はキャラメルミルクかき氷(450円)にバニラアイス(+100円)をトッピング。

聞きなれないミギカレーというのはハヤシライスかカレーライスか迷ったときに、両方を味わえるようにと開発されたメルツバウの名物メニューで、真ん中のライスを挟んで左側にハヤシ、右側にカレーを盛り付けてあることからこの名前が付いています。

その他、サンドイッチやトースト、スイーツなど古き良き時代の喫茶店であるメルツバウはメニューが豊富な上、サンドイッチとサンデー以外ミニサイズやハーフサイズにできるので色々組み合わせて食べるのも楽しいと思います。
アイスクリームサンデー@喫茶メルツバウ

アイスクリーム、ヨーグルト、コーンフレークの3層になった「アイスクリームサンデー(500円)」。ソースはチョコレートかキャラメルが選べます。

さらにはほとんどのメニューがテイクアウト可能という素晴らしさ!尾山神社そばという立地なので、近くに宿泊している場合ホテルに持ち帰って食べるという手も。モーニング以外にもとても使い勝手のいいお店なので、気軽に立ち寄ってみてくださいね。

喫茶メルツバウ
住所:〒920-0918 金沢市尾山町1-25(Googleマップ
TEL:076-255-3036
営業時間:火~金7:30~17:00 / 土・日・祝8:00~17:00
定休日:月曜日
 

大正時代の鉄工所跡がレトロなブラッスリーカフェに大変身!

モーニングセット@ひらみぱん

メインはクロックムッシュに目玉焼きを乗せたクロックマダムか日替わりのキッシュのどちらかを選べます。写真はクロックマダム。

尾山神社の参道を伝統的な武家屋敷が多く立ち並ぶ長町方面に真っ直ぐ降りていくと、さらさらと流れるせせらぎが心地よい鞍月用水が見えてきます。その川沿いに建つのが2011年にオープンしたブラッスリー&カフェのひらみぱん

大正時代の鉄工所を改装した店内にはパリのビストロを思わせるノスタルジックな空気が漂い、どこか懐かしい薫りがする憩いの空間はほっとひと息つける穏やかさで、訪れる人を魅了します。
店内@ひらみぱん

大正時代の鉄工所がパリのカフェを彷彿とさせるお洒落な空間に大変身!居心地も抜群です。

オーナーの平見さんは金沢市内の有名フランス料理店やバールで経験を積んだ方で、平見さんが作る素材にこだわり、健康面に配慮した身体に優しい料理はオープン以来、金沢っ子の心とお腹をがっちり掴み、平日でもあっという間に満席になるほど大人気。

お店で供されるパンや焼き菓子も天然酵母と、金沢の有機栽培農家「金沢大地」の有機小麦を始めとした国産小麦を自家挽きした全粒粉を使って焼いた自家製。テイクアウトも可能で、早朝からパンを求めて訪れる人も少なくありません。
スープ@ひらみぱん

+432円でモーニングセットに付けられるスープ。アツアツで供されるので、はふはふしながらどうぞ。

モーニングは朝8時~11時(ラストオーダー10時30分)までで、モーニングサービス開始当初は数種類のメニューが用意されていましたが、現在はメイン・サラダ・珈琲または紅茶がセットになったモーニングセット(1,360円。スープ付きは+432円)のみ。

メインはクロックムッシュに目玉焼きを乗せたクロックマダムか日替わりキッシュの2種類から選ぶことができ、たっぷりのサラダが添えられた食べやすいワンプレートで供されます。
モーニング@ひらみぱん

モーニングにセットになっている紅茶。カップとソーサーの間には小さな四つ葉のクローバーがこっそり隠れています。

食後の珈琲は富山のスペシャルティコーヒーの自家焙煎店koffe(コッフェ)のオリジナルブレンド。カップとソーサーの間には小さな四つ葉のクローバーが置かれているので、持ち帰って金沢旅行の思い出にしてみてはいかがでしょうか。

ひらみぱん
住所:〒920-0865 金沢市長町1-6-11(Googleマップ
TEL:076-221-7831
営業時間:モーニング8:00~11:00、ランチ&カフェ12:00~16:00、ディナー18:00~22:30
定休日:月曜日
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