スペインの「今」を感じるレスタウランテ「Ñ(エニェ)」
堺筋本町にオープンしたモダンスパニッシュ・レスタウランテ「エニェ」。
そんな由緒正しき堺筋の丁度中央あたり、地下鉄堺筋線と中央線が交差する交通至便な「堺筋本町」駅から東へ約2分程のところに、この2015年6月、モダンスパニッシュ料理のレスタウランテ(スペイン語で「レストラン」という意味)が開店しました。
その名は「Ñ」(エニェ)。スペイン語にしかないアルファベット「Ñ」をそのまま店名にしたのは、ひと目でスペイン料理店と判るように、とのシェフの想いを込めた命名です。そしてそのシェフこそ「砂田 裕智」さん。兵庫県出身で、スペインのガストロ系レスタウランテなどで合計7年もの期間修業の後、帰国されたシェフなのです。
前半の3年半はマドリッドに身を置き、セルジ アローラ(Sergi Arola)率いる2つ星レスタウランテ「La Broche」と、エルブジのフェラン アドリア(Ferran Adria)が監修した料理を出す2つ星「ラ・テラサ・デル・カシノ」で修業されました。後半の3年半はバスク地方に移動して、サンセバスチャン郊外の3つ星「アケラレ」で2年、継いでバスクの様々なレスタウランテで1年半バスク料理を幅広く吸収された後、日本に本場スペインのコシーナ・ガストロノミカ(美食料理)を広めるべく帰国されたのです。
英国アンティーク家具によるウェイティングスペース
落ち着いた雰囲気のカウンター席
6名までの個室もあります。
それでは、次ページからはコース料理を御紹介していきます