ナイアガラの滝はカナダ? アメリカ?
ナイアガラの滝は、ともに五大湖に含まれるエリー湖からオンタリオ湖へと流れるナイアガラ川の途中にあります。そのナイアガラ川はカナダとアメリカの国境線になっているので、滝ももちろん国境上。また、滝の流れ落ちるところにはゴート島があり、この島によって滝は大きくカナダ滝(幅670m、落差 53m)とアメリカ滝の2つに分かれています。では、滝が2つなのかというと、実はもうひとつあって、アメリカ滝はさらにルナ島によって、アメリカ滝(幅 260m、落差21m)とブライダルベール滝の(幅17m、落差31m)2つに分けられています。これら3つの滝をあわせて、ナイアガラの滝と呼んでいます。
このようにナイアガラの滝は国境にあるので、カナダ、アメリカのどちらからでも見られるし、アクセス可能。では、どこからアクセスするのでしょうか?
ナイアガラの滝へのアクセス
トロントからナイアガラの滝へは、列車でのアクセスも可能。 (C) VIA Rail
アメリカ側はニューヨーク州バッファローから車で1時間。実際に距離的にも近く、アメリカの方が便がいいように思えますが、カナダ滝の方が大きく、ホテル、レストラン、アトラクションもカナダ側に集中しているので、カナダ側に滞在して観光することが一般的です。しかも、国境は混雑することもあり、入国手続きで1時間かかるようなこともあります。宿泊はカナダ側になるのですから、やはりトロントからのアクセスがおススメですね!