ホンダ初の1.5L直噴ターボを新型ステップワゴンに搭載

新型ステップワゴン

写真はステップワゴン・スパーダで、ボディサイズは全長4735×全幅1695×全高1840mm。価格は「ステップワゴン」が228万8000円~280万4000円、「ステップワゴン・スパーダ」が272万5000円~308万1400円


商用車ではなく、乗用車をベースとしたBOX型ミニバンの元祖的存在であるホンダ・ステップワゴン。

ユニークな装備を用意し、低床設計など特徴のあるパッケージングにより個性を主張してきた。5代目の新型ステップワゴンもリヤゲートに横開きのサブゲートを設けた「わくわくゲート」を用意している。

そして、ホンダ初となるダウンサイジングターボの採用も見どころのひとつで、直噴の1.5L VTECターボは、小径タービン、デュアルVTC(連続可変バルブタイミング・コントロール)などの技術を搭載。

150ps/5500rpm、203Nm/1600-5000rpmというアウトプットと、JC08モード燃費は最高で17.0km/L(15.4km/L~17.0km/L)。また、1.5L以下なので自動車税が年額3万4500円で済むという利点がある。

日産セレナ、トヨタ・ヴォクシー/ノア/エスクファイアはどうか?

新型ステップワゴン

「わくわくゲート」は、リヤゲートに追加された横開きのサブゲートで、こちらから乗降や荷物の出し入れができる。大きくリヤゲートを開けずに荷物の出し入れが可能なほか、2列目を通過しなくても3列目に乗り込める利点などがある


なお、ライバルの日産セレナは、2.0L+モーターの組み合わせで147ps/5600rpm、210Nm/5600rpm、モーターは2.4ps/53.6Nm。燃費は12.6~16.0km/Lだ。

ヴォクシー/ノア/エスクファイアは23.8km/Lを誇るハイブリッドもあるが、価格が割高で、ステップワゴンと比べるなら2.0Lのガソリン仕様だろう。スペックは152ps/6100rpm、193Nm/3800rpmで、カタログ燃費は14.6~16.0km/L。

1.5Lターボと排気量が最も小さい新型ステップワゴンだが、最高出力はトヨタ3兄弟についで2番目、最大トルクも2番目だが発生回転数とトルクバンドが広くなっている。

このサイズで1.5Lターボでも大丈夫? と思うはずだが、1人乗車なら街中から高速、山岳路まで実用上不足はなく、これが4人以上で荷物満載だと少しモアパワーを感じさせるシーンもあるだろうが、ホンダお馴染みの「ECON」スイッチをオフにすれば力強い加速を得られる。

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