ディズニーならではのファンタジーに酔う♪
『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(2005年度作品)C・S・ルイスの同名小説の映画化。第二次世界大戦中、田舎に疎開をしていた4人の兄弟姉妹の末っ子のルーシー(ジョージー・ヘンリー)は屋敷を散策中、大きなタンスに入り込み、そこから雪の森へ……。白の魔女(ティルダ・スウィントン)に支配されたナルニア国を救うために、兄妹姉妹が闘うという冒険ファンタジー。
4人の兄弟姉妹がフツーの子たちなのに対して、白の魔女が美しく邪悪で強い。勝ち目あるのか……とヒヤヒヤしながら見てしまう。戦闘シーンもありますが残酷ではないので、家族で鑑賞できるのが良いです。
『ナルニア国~』は三部作。『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』があります。第2章からはイケメン王子のベン・バーンズが出演していますし、兄妹姉妹はどんどん大人になっていく。その成長過程を見るのも楽しいので、続けて見ましょう!
監督:アンドリュー・アダムソン 出演:ウィリアム・モーズリー、アナ・ポップルウェル、スキャンダー・ケインズ、ジョージー・ヘンリー、ティルダ・スウィントン、ジェームズ・マカヴォイほか
『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年度作品)
少女時代に体験したワンダーランドへ再び迷い込んだ19歳のアリス(ミア・ワシコウスカ)。ワンダーランドは赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)に支配され、アンダーランドと呼ばれる国になっていたのです。アリスは救世主となれるのでしょうか……。
名作「不思議の国アリス」のティム・バートン版として人気を博した本作。バートンらしい華やかな映像と「誰?」というほど変貌したド派手なジョニー・デップに目を奪われます。19歳のアリスの活躍を観つつ、個性的な脇役も堪能。赤の女王であるヘレナ・ボナム=カーターの大きな頭が目に焼き付いてしまいます。でも、ティム・バートン監督作のわりにドギツさは控えめ。見やすい作品になっています。
監督:ティム・バートン 出演:ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイほか
『マレフィセント』(2014年度作品)
「眠れる森の美女」に登場するオーロラ姫の継母マレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)にスポットをあてた「眠れる森の美女」のサイドストーリーのような作品。
原作ではオーロラに呪いをかける恐ろしいマレフィセントですが、実は彼女にはある考えがあったのです。なぜオーロラに呪いをかけたのか、眠らせてしまったのか。マレフィセントも含め「眠れる森の美女」の見方がガラリと変わる新解釈ストーリーというのが新鮮。
アンジェリーナ・ジョリーのマレフィセントは悪魔的な美を披露していて素敵です。アンジーファンは必見です。ただ、姫を救うはずの王子様が完全に脇役でなおかつイマイチなのがちょっと残念……。
監督:ロバート・ストロンバーグ 出演:アンジェリーナ・ジョリー、シャールト・コプリー、エル・ファニングほか
>お次は乙女気分を存分に味わえるプリンセス映画を。