鎌倉智士さん インタビュー
イベントの数日後、鎌倉市内のバーで鎌倉もののふ隊の隊将、鎌倉智士さんにインタビューしました。鎌倉さんは、普段着が鎧姿なのだそうで、インタビューのために鎧を着ていただいたわけではありません。鎌倉市内のバーでインタビュー。鎌倉さんは、普段着が鎧姿
まず、なぜ、鎌倉もののふ隊をはじめたのかを聞いてみました。
「もののふ隊を旗揚げしたのは2011年。観光客の方々に鎌倉武士の体験をしていただき、鎌倉観光を盛り上げたいという地域振興の目的もありますが、鎌倉は何度も戦場になったことから、建物を建てる工事のときなどは、多くの人骨が地中から出てきたりします。
我々は、そのような人たちの上で生活させていただいているので、鎮魂の意味も込めて活動をはじめました」
街歩きイベントのほか、芝居や舞踊など文化的な取り組みにもチャレンジしている(出典:鎌倉もののふ隊ホームページ)
今後は、どのようなことを目指していきたいですか?
「特に力を入れていきたいと思っているのは、子どもたちに地元鎌倉の様々なことを伝えていくことです。私がふだん保育士の仕事をしていて、子どもと接する機会が多いこともありますが、歴史や、郷土芸能などを絶やすことなく子どもたちに伝えていくことが、私の重要な使命のひとつだと考えています」
鎌倉さんは、文献を調べるのみならず、鎌倉市内外の古戦場や史跡を実際に歩かれるなどして、鎌倉の歴史や文化について本当によく調べておられます。こうした努力の結果、地元の人たちからも、活動の理解を得られているのだと思います。
イベントへの参加方法
「鎌倉もののふツアー」は、夏期(6月~9月)をのぞく月1~2回開催の予定。イベントの予定は、鎌倉もののふ隊のフェイスブックページとホームページに掲載されるので、そちらから申し込んでください。申し込み後、入金の確認が取れた人から、早い者順で当日着用する好きな鎧を選ぶことができますので、申し込みはお早めに!
なお、鎌倉もののふ隊では、「鎌倉もののふツアー」のほか、以下のイベントも随時、開催しています。
・鎌倉もののふガイド:鎧姿の鎌倉さんが鎌倉の街をガイドしてくれます。参加者は普段着で参加します。
・鎌倉もののふ街歩き:参加者も鎧姿で街歩きに参加します。「もののふメシ」の提供はありません。
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■鎌倉もののふ隊のフェイスブックページ
https://www.facebook.com/izakamakura.mononofu?fref=ts
■鎌倉もののふ隊ホームページ
http://izakamakura.jp/
【鎌倉もののふメシ メニュー】
・もち米のにぎり飯
・豆醤(ひしお)を塗った白米のにぎり飯(焼きおにぎり)
・干飯(もち米を精白し蒸して乾燥させ砕いたもの)
・焼き米(煎り玄米)
・梅干
・にぼし
・大豆、納豆
・味噌玉(焼き味噌)
・味噌汁(芋茎に味噌を煮しめた荷縄を刻んでお湯にといたもの)
・兵糧丸(デザートに)