工事不要の間接照明用器具

一般に間接照明は戸建の新築や増改築の場合、建築の躯体内に光源を隠して天井や壁面を照らす手法がとられると美しいです。通常この建築化照明は設計の初期の段階から検討されなければならず、工事費もかさんでしまうことから、なかなか実現が難しいです。マンションではよりハードルが高いと言えます。

しかし、既存の空間でもある程度条件が整えば、それに近い照明効果を演出することが可能です。
パソコンデスク周辺undefinedアンビエント照明

写真2. 本棚の上に簡易の間接照明用器具をおき、写真1のタスク照明にアンビエント照明をくわえることで目の負担を抑える


それは蛍光灯やLEDの簡単な器具で普通にコンセントにつないで使えるものです。この種の器具を本棚などの棚上に乗せるだけで間接照明になります。
使用した器具

写真3. プラグ付きの接続コードでコンセントがあれば簡単に点灯できる器具。器具の連結も可能。

このような器具はネットで調べて購入することが可能ですが、出来るだけ明るさがあって(10平方メートルの勉強部屋であれば少なくとも1000ルーメン以上が勧められる)演色性の優れたものがよいでしょう。

間接照明

写真4. 棚の上にただ置くだけではなく、動かないよう固定すると良いでしょう

また、棚の上と天井面との隙間が30cm以上あることが部屋に光を多く放つため効果的です。
専用のコードやジョイントで、器具の連結が可能なものもあり、本体にON/OFFのスイッチつきもあります。

また金属の棚であれば専用マグネットで取り付けることも可能なタイプもあります。光が当たる壁や天井は素材や色によって空間の印象が変わります。


 
たとえば、木質系であるなら、濃い色はあまり反射しないため部屋の明るさアップにあまり貢献できません。しかし電球色の光源を選べば温かく高級な雰囲気が得られやすいです。

もし間接照明で、部屋を明るくしたいのであれば白い仕上げかそれに近い明度の仕上げや素材が求められます。ただし光沢のあるものは光源が映り込んでしまう可能性があるので、特に生活視点で目に入る場合は注意しなければなりません。
間接照明

写真5. 設置場所によっては写真左側のように光源の輝きが目にまぶしさを感じさせることがあります。
その場合は写真右のように光源を隠して遮光すると良い。
 

同様に光源の輝きが見えてしまうのもNGですので何らかの方法で遮光することが望まれます。その場合遮光の仕方で照度があまり低下しないように工夫することが大事です。

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