テクノポップ/アーティストインタヴュー

くみんこ÷グレープさんと名古屋談義(2ページ目)

ぶどう÷グレープは、毎3ヶ月シングル配信リリース。第2弾は、「今日の彼、明日の私/博士に相談」。リーダーのながい÷グレープさんとのロック談義に続いて、モデルとしても活動するくみんこ÷グレープさんとの名古屋談義。ぶどう加入のきっかけから、現在に至る彼女について伺いました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

「金太の大冒険」10番まで歌えます!

ガイド:
前回、ながい÷グレープさんに登場いただき、「名古屋を代表するミュージシャン」「70年代パンクシーン」等についてロック談義をいたしました。名古屋については、結局つボイノリオさんについての話が多かったりして(笑)。くみんこさんは、「金太の大冒険」が流行っていた時はまだ生まれていない思いますが、歌は知っていますか?

ながい÷グレープさんとロック談義 (All Aboutテクノポップ)

くみんこ÷グレープ:
タイトルは知っていたんですが、歌はつボイさんとの共演を機に覚えました。今では10番までばっちり歌えます!えへん!

姉の部屋で見つけたPizzicato Five

ガイド:
流石、くみんこさん(笑)!
以前のインタヴューで、くみんこさんが好きなアーティストは、Pizzicato Fiveと言ってましたが、どのあたりから入っていたのですか?

くみんこ÷グレープ:

10歳くらいのとき、7歳年上の姉の部屋でこそこそとCDをあさって聴いていたんですが、そのとき見つけたのがPizzicato Fiveでした。 初めて聴いた時のドキドキ感は今も覚えていますが、最初に聴いたのは、『女性上位時代』でした。

それからはお小遣いを貯めては一枚ずつアルバムを買いにいってました。音楽はもちろん、色んな形の紙ジャケやお洒落な歌詞カード、封入されてるオマケなんかもとっても楽しくて。他にも、Deee-Liteとか好きで家で踊ってました。変な踊りだったと思います(笑)。

ガイド:
Pizzicato Fiveと言えば、「東京(は夜の七時)」とか「渋谷系」がキーワードになりますが、名古屋には渋谷とか代官山っぽい場所ってあるんですか?

くみんこ÷グレープ:
渋谷は、たぶん栄あたりだと思います。大きなデパートとかは栄の真ん中にいくつかあって、こじんまりしたお洒落なお店は少し南に歩いた矢場町あたりに多いかも。そこをさらに南に歩くと大須なんですけど、可愛い古着やさんが並んでるということなら代官山は大須あたりかも。ただ街は古い商店街と観音様のイメージなので、街並みは違うかも。

あまり見なくなった名古屋巻き

ガイド:
逆に名古屋と言えば、「名古屋嬢」「名古屋巻き」というイメージがありますが、今でも健在なのでしょうか? ちなみに名古屋巻きは神戸巻きを改良したものらしいですね。でも、最近神戸巻きって見ない気がします。

くみんこ÷グレープ:
ぐるんぐるんの名古屋巻きはあまり見なくなりました。ナチュラルな感じや、ちょっとモードな女の子も増えてきた気がします。ただ、名古屋嬢の精神を持ったお嬢様ファミリーは、まだまだ健在だと思います! もはや名古屋の伝統かもしれません。ブランドものもすごく売れるみたいだし、地元愛の強い子も多いかも。
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