久野浩司の恋愛コラム/久野 浩司の恋愛情報

専業主夫になりたい男性と結婚できますか?(3ページ目)

弁護士でタレントの大渕愛子さんと結婚した、俳優の金山一彦さんが「育児休業宣言」をしました。やはり「主夫=ヒモ」だという風潮は出ますが、これから結婚を考えている仕事が大好きな女性は、これを機会にパートナーシップのあり方を考えてみませんか?

久野 浩司

執筆者:久野 浩司

恋愛ガイド

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育児休暇する男はヒモなのか?!

今回の金山さん、大渕さん夫婦を報じた記事のコメントを読むと「育児休暇=ヒモ」という意見も見ましたが、その価値観こそが夫婦としてのライフワークバランスの壁を阻んでいるかもしれません。

大渕さんのお仕事は弁護士で、一般的には高給取りの職業です。しかも彼女の場合にはTVタレントで知名度もあるので、今後のキャリアを考えれば、TVに出続けるほど本業では大きなチャンスになっていくでしょう。

しかも不謹慎ながら、もし今後二人に離婚の危機があっても、彼女の方が収入面でも、そのキャリアが大きなアドバンテージになることでしょう。

結婚するパートナーとは、家庭というプロジェクトの共同オーナーなのです。会社の組織に例えてみれば、今、最も稼げる人が、より活躍して実利を稼いでいくことは望ましいのです。

もちろん男性も専業主夫でなくとも、今なら家でネットを使ったビジネスも可能だし、働かないではなく、どうやってパートナーと役割分担をしていくかということです。

そして女性が自分のキャリアを伸ばす選択をする場合、自分をサポートしてくれる人が家族である旦那さんであれば、より子どもとの関係やコミュニケーションという意味でも良いことなのではと思うのです。

自分を優先にした結婚の価値観を持ってみる!

仕事が好きで、やりがいを持って頑張ってるシングル女性の中には、結婚後、子供を産んでからも仕事を続けたいと思ってる人が多いと思います。

もし出産や育児等で自分が働けなくなった時を考えると、つい選ぶ男性の年収が高いなど条件面に目がいってしまいがちです。そして将来に対して不安だと考えてしまうこともあるでしょう。

女性であっても、自分が望むものはすべてを手に入れて欲しいと思います。だからこそ、もっと自分を優先にシンプルに考えてみるのもアリなのです。

時代はどんどん変化していきます。意外と自分の結婚観を支配しているものは、今までの常識や世間の思い込みかも知れません。忘れてはいけないのは幸せかどうかを判断するのは世間でなく自分だということです。

だからお互いにとっての役割や経済的に心地良い関係をパートナーと築けるのであれば、結婚後の人生をより豊かにしてくれるのかも知れません。


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