SUBARU(スバル)/エクシーガ

走りも魅力のスバル・クロスオーバー7(2ページ目)

スバル・エクシーガに変わって登場したスバル・エクシーガ・クロスオーバー7。エクシーガをSUV風のクロスオーバーに仕立てたモデルだが、個性的な内・外装と高い実用性を備えたモデルに仕上がっている。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

しなやかな乗り心地が魅力のクロスオーバー7

スバル・エクシーガ・クロスオーバー7

サードシートは身長171cmの筆者だと頭上こそやや狭いものの、最大で7人座れる。インテリアカラーはタン色のみで、落ち着いた艶やかさも感じられる。運転席&助手席8ウェイパワーシートを標準装備する


さて、気になる乗り味は、多人数乗車モデルらしくしっとりしていてかなり良好だ。新開発サスペンションにより操縦安定性としなやかな乗り心地を目指したそうだが、エクシーガの最終モデルと同様に熟成ぶりを感じさせる。

しかも、コーナーが続く山岳路や中央高速のような曲がりくねった高速道路でも走りは安定感があり、実用性ではスライドドアを採用する背高系ミニバンに及ばなくても走りにもこだわりたい人には見逃せないポイントだ。

気になる居住性は、1列目は一般的なステーションワゴンよりも少しだけ着座位置が高い感じで、2列目は1列目よりもさらに高い位置に座らせるシアター系の配置になっている。

多人数乗車もレジャーにも使える

スバル・エクシーガ・クロスオーバー7

ピアノブラック調や金属調の加飾を施すことで質感向上を図っている。SI-DRIVEやアイサイト2を標準装備


3列目は、背高系と比べると乗降時や着座時の頭上空間はやや窮屈だが、座ってしまえば意外とちゃんと座れるのもエクシーガ同様で、とくに横方向にはゆとりも感じられるほど。身長160cmまでくらいの方であればセカンドシートの位置を調整すればちょっとした遠出でも十分に実用になりそうだ。

安全、快適装備では、スバル自慢の「アイサイト」はバージョン2にとどまるものの、基本的な機能や性能は大きく変わるものではないし、とくに高速道路を使ったロングドライブではありがたい。

さらに、シンメトリカルAWDによる定評ある悪路走破性も魅力で、3列目を格納させればワゴンのように使いやすい荷室が広がるから、スキーやオートキャンプなどの趣味を持つ人にうってつけで、なおかついざという時に最大7人まで座れるのもファミリー層にもおすすめできるモデルに仕上がっている。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます