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夜の森の猫たち(2ページ目)

何世代も人のそばで暮らして、イエネコになっても今なお野性味を多く残す猫。星明かり程度の、人間にとっては真っ暗闇に等しい暗さでも、猫は問題なく行動ができます。今回は外で暮らす猫たちの夜の行動にスポットを当ててみましょう。

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

猫の集会所

昔から、猫は夜中に集まって集会をするなどといわれますが、実際はご飯がもらえる場所に三々五々、集まってくるだけではないでしょうか。ご飯場所は、それぞれの猫の縄張りの端っこ。ご飯タイムだけは共有できるみたいです。
猫の集会所

猫の集会所


一番の危険は車

外の猫たちの天敵は車です。昼間以上の夜の車は危険です。夜目が利く猫がヘッドライトの光をまともに見てしまうと、しばらくほとんど目が見えない状態に陥ってしまいます。そして動けなくなっているうちに事故に巻き込まれてしまうなど、ヘッドライトを点灯させている車は、猫にとって凶器です。大切な家族であれば、猫は室内だけで暮らさせて下さい。
一番の危険は車

一番の危険は車



これから猫と暮らしてみたいけれど、猫は夜行性だから、夜中暴れたりして一緒に生活するのが難しいかな? なんてことは、全然ありませんのでご心配なく。猫本来の生活リズムは夜向きですが、一緒に暮らす人の生活リズムに合わせて、夜は静かに寝るようになります。

ただし、幼いときから、きちんとそのリズムを教えておくこと。若い頃、暴れて寝てくれない夜があったら、10分だけ猫と向き合っておもちゃでめいっぱい遊んであげて下さい。そして、きれいな水をたっぷりと、ご飯を少しだけ器に入れ置きます。でもその後は、無視。こうして「夜は眠る」というリズムが身につけば、夜中起こされることはないです。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

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