何世代も人のそばで暮らして、イエネコになっても今なお野性味を多く残す猫。星明かり程度の、人間にとっては真っ暗闇に等しい暗さでも、猫は問題なく行動ができます。
今回は外で暮らす猫たちの夜の行動にスポットを当ててみましょう。
かすかな温もりにしがみつきます
この写真を撮影したのは11月。夜風が身に染みる時期です。昼間天気がよかったこの日、猫はアスファルトに残った温もりにしがみつくかのように、いつまでも、その場所に座り込んでいました。冷えていく気温の中、アスファルトに残った陽ざしを、少しでも身体に蓄えられたかな。
かすかな温もりにしがみつきます
残照
薔薇色の夕焼けが、ほんのわずか残る西の空。石垣の定位置でご飯を待つキジ白くん。じーっと一点を見つめ、ひたすら待ちます。お腹空いたね。
残照
天候が回復しないと汚れたまんま
もともとはきれいな白猫くん。悪天候が続いて、すっかり身体が汚れてしまいました。早く晴天になって、日向ぼっこしながらセルフグルーミングをしたいね。でも、目立つ真っ白より、灰色の方が夜間行動向きかな。
天候が回復しないと汚れたまんま
続いて猫の集会所と猫にとっての天敵のお話し→