シンガポール建国の父も食べたチキンライス
いつも行列の人気店
リー氏が訪れた時の写真が飾られている
そんな中でも、シンガポール建国の父、リー・クアンユー元首相も食べたチキンライスとして知られているのが、この東風発(Tong Fong Fatt Hainanese Boneless Chicken Rice)です。およそ20年前からチキンライスを作っていますが、老舗の多いチキンライス店の中では比較的「新しい店」に分類されます。
好調な景気に合わせて物価高のシンガポール、最近ではフードコートでも一人前10ドルくらいかかるのも当たり前になってきましたが、何といっても、驚かされるのはそのお値段、1人前2.5シンガポールドル(220円ほど)。コストパフォーマンスも抜群です。
シンガポールでは、家で料理を作る人が比較的少ないのですが、週末はテイクアウトして自宅でのんびりチキンライスを食べよう、という人たちで大にぎわい。この日も平日の午後遅めの時間でしたが、このお店の前だけは行列が出来ていました。
行列の先頭にたどりつき、受け取ったチキンライスがこちら。
チキンライスにうるさい地元の人たちが行列するその味とは?
2.5シンガポールドルとは思えない充実の内容
柔らかいチキンとごま油の効いたソースが絶妙
ちなみに、薬味のジンジャーはかなりはっきりとした香りがあり、すっきりとした涼感のあるタイプ。チリソースは薄く見えますが、かなりシャープな辛さなので、つける際はご注意ください。
古き良き時代の雰囲気を感じることができるチキンライス、近くにお越しの際には、ぜひお試しください!ちなみに、ギンモーフードセンターは現在改築中ですが、この東風発をはじめいくつかの店舗は、向かいの臨時店舗で営業しています。(2015年5月時点)
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■東風発(Tong Fong Fatt Hainanese Boneless Chicken Rice)
営業時間:10:00~21:00(無休)
住所: Blk 20 Ghim Moh Road, #01-49 Ghim Moh Market and Food Centre
アクセス:MRTブオナビスタ駅徒歩12分