アートが熱い大分に新しい話題のスポットがオープン!
大分県立美術館(大分県大分市):開館記念展 vol.1 モダン百花繚乱「大分世界美術館」―大分が世界に出会う、世界が大分に驚く「傑作名品200選」
大分県美術館外観 ©Hiroyuki Hirai
温泉街のなかで行われる現代美術の祭典「混浴温泉世界」や、広大な自然とアートを存分に楽しめる「国東半島芸術祭」など、刺激的なアートイベントが次々と開催されている大分県。この4月24日からは大分県立美術館(OPAM)もオープン。ますますアートに熱い県となっています。
宇治山哲平 《童》 1972年 大分県立美術館
大分県立美術館のテーマは「出会いと五感のミュージアム」。古来より大陸からの異文化を受け入れ、発展を遂げた大分県の文化風土にちなみつつ、ジャンルや時代、国境などの敷居を越えた展示を行っていきます。ガラス張りで通りからも美術館の楽しげな様子がわかる建物は、パリのポンピドーセンターの分館、ポンピドー・センター-メッスなどを手がけた坂 茂が設計したもの。昼間は自然光が館内にふりそそぎ、夜は照明の光が美術館を美しく際立たせています。
現在開催されている開館記念展第1弾、モダン百花繚乱「大分世界美術館」―大分が世界に出会う、世界が大分に驚く「傑作名品200選」では、大分の文化を象徴する作品と世界的に知られた名品をあわせて展示。作品同士が出会いそして響きあう特別な空間が醸しだされています。会期中は、6月9日~21日に長谷川等伯の《松林図屏風》(国宝)、7月7日~20日に雪舟の《山水図(倣玉澗)》(重要文化財)なども登場します。館内のカフェの雰囲気もこれまたよいので、ぜひ長居をオススメします!
美術館内のミュージアムショップ ©Hiroyuki Hirai
■展覧会DATA
展覧会名称:開館記念展 vol.1 モダン百花繚乱「大分世界美術館」―大分が世界に出会う、世界が大分に驚く「傑作名品200選」
会場:大分県美術館 1階展示室A、3階展示室B
会期:4月24日(金) ~ 7月20日(月・祝)
開館時間:10:00~19:00
※金曜、土曜は20:00まで開館
※入場は閉館の30分前まで
休展日:6月8日、22日、7月6日は展示替のため休展、コレクション展は開展
Web: http://www.opam.jp