たくさん買いすぎてしまう、その“ココロ”とは?

「お金が貯まらない」と悩む人の多くは、お金を使いすぎています。実は、そこには「お金」とは違った、「気持ち」の問題が潜んでいる方がとても多いのです。そこで今回は、「貯まらない」という理由の奥にある「気持ち」に気付いたことで、出費が減ったケースを3つ紹介します。

ケース1:「部屋を美しくしたい願望」だったAさん

Aさんの場合は、外出をするたびに、そしてネットを見るたびに「部屋を美しくするグッズ」をたくさん買っていました。ベッドカバーやクッション、クッションカバーなどのインテリア雑貨から、お風呂の掃除ブラシや洗剤、ワックスなどのお掃除グッズまで、実にさまざま。でも、これらのグッズをどんなに買いこんでも部屋はきれいにならず、また買い物を重ねてしまいます。

そこで、改めてそれらを振り返ってみると、そもそも「部屋を美しくしたい」という気持ちが解決されていないことがわかりました。たくさんのモノが散らかっているので、おしゃれな雑貨を置いてもあまり映えず、そもそも、掃除をする床のスキマもなかったのです。

「まずは不要なモノを捨てるところから始めてみます」というAさん。不要なものをどんどん捨てていき、整理整頓をしながら、汚れた部分をきれいに掃除していくと、すっきり。その後、部屋関係の買い物は減って、お金が貯まるようになりました。

ケース2:「高い美容液しか効果がない」と思いこんでいたBさん

エステに定期的に通い、そこですすめられた高い化粧品や美容機器を迷わず買ってしまうというBさん。「美容関係は、買い物に終わりがなくて……」と話すBさん。

ところが、美容系のブログなどを遅くまで見ていて、つい夜更かししてしまうそう。自炊が面倒で、コンビニで買って帰ることも多く、「不規則な生活をしている」という反省点があり、お肌のために、さらに高い美容液を買って乗り越えていたそうです。

そこで、根本的に生活を見直してみることにしました。早寝早起きを心がけ、野菜スープを作るなど、少しずつ自炊を取り入れるようにしました。「きれいを保つには、高い美容代をかけなくては」という強い意識があったそうですが、「生活を変えることでも、きれいになれる」と自信を持てたことで、気持ちもどんどん明るくなっていったそうです。

「きれいもキープできて、お金も貯まってうれしいです」というBさんでした。

ケース3:「きちんと行動したい欲求」が高かったCさん

さまざまなセミナーに出席し、「よし、この勉強をがんばろう」「自分のこの意識をかえよう」と決意したにもかかわらず、家に帰ると忙しさに流されて、結局行動に移せていないというCさん。再びセミナーの募集を見つけると、「今度こそ気合いを入れるために」と参加しています。気になる書籍があれば次々買い、「時間ができたら読もう」と思いながら、本棚に積み上がっていく日々……。

これを振り返ってもらった結果、「きちんと行動したい」という気持ちが空回りしていることに気付きました。実際はほとんど行動に移せていないので、お金をどれだけかけても心は満たされないのです。

そこで、「セミナーに一つ参加したら、必ず一つ、何か行動に移す」ことに決めました。行動に移すまでは、次のセミナーには参加しないことにしたのです。また、本を買うのを一度やめ、たまっていた本から、自分が一番気になるものを、とりあえず1冊読むことにしました。

実際に行動に移すことで、心が満たされていったCさん。「『行動したい』という気持ちばかり焦り、お金で解決しようとしていましたが、逆効果だったんですね」と笑います。きちんと行動に移すためにお金を使う、いいサイクルができました。

以上、「貯まらない」という理由の奥にある「気持ち」に気付いたことで、出費が減ったケースを3つ紹介しました。さて、あなたの場合はいかがでしょうか。もし、「他の人より多すぎるな」という出費があったら、その奥にある「自分の気持ち」をじっくりさぐってみると、出費を減らすヒントが見つかるかもしれません。

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