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『駆込み女と駆出し男』と大泉洋特集(4ページ目)

時代劇『駆込み女と駆出し男』(2015年5月16日公開)は、時代劇エンタテインメントとして笑って泣ける傑作です。この映画の主演俳優・大泉洋を今回はピックアップ。舞台、映画、ドラマ、バラエティと大活躍している大泉洋の主演映画で見ていきましょう!

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド

人の良さがスクリーンから伝わる出演作

『アフタースクール』(2008年度作品)
中学校教師(大泉洋)が、行方不明の友人を探すうちに様々な出来事に巻き込まれていくサスペンス。『運命じゃない人』で見事などんでん返しで観客を仰天させた内田監督ゆえ、本作でもしっかり仕掛けが用意されています。

主人公を演じる大泉洋は、事件に巻き込まれていくゆえに、受け身の芝居で振り回されっぱなし。笑いは控えめですが、あえて明るさや元気の良さを少々封印して、アタフタしつつも良い人を好演しています。

監督:内田けんじ 出演:大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子、田畑智子ほか


『もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの「マネジメント」を読んだら』(2011年度作品)
入院中の親友のかわりに野球部のマネージャーになり「甲子園へ行く」と宣言した主人公(前田敦子)が、ビジネス本を野球部のマネジメントに活かしていく青春映画。

正直、あまりビジネス書が野球部のマネジメントに影響を与えているようには見えないのですが、大泉洋のやる気ナシの野球部監督がマネージャーの必死さに影響されて変化していき、最後にしっかり魅力を炸裂! 主演のAKBの皆さんよりも、一番印象に残るのは野球部の監督という声も多い。大泉洋、好サポートで脇をしっかり締めています。

監督:田中誠 出演:前田敦子、瀬戸康史、峯岸みなみ、池松壮亮、川口春奈ほか


ほかにも『青天の霹靂』『グッモーエビアン!』『シムソンズ』など助演から主演まで幅広い活躍ぶり。出演作を一気見してみるのもいいかも!
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