大学生の就職活動/就職活動の準備

これってオワハラ?内定した会社への対応方法(2ページ目)

「就職活動をやめるなら内定を出します」と言われたらあなたはどうしますか?内定段階で、就活生から企業への対応や、就活を続けたい場合のコミュニケーションについてお伝えします。

井上 真里

執筆者:井上 真里

大学生の就職活動ガイド

企業側の要望に流される前に自分からリクエストする

自分の本音は別のところにあるのに、内定欲しさに企業の言われるままに対応するのは結果的にどちらも幸せになりません。

自分からリクエストすることが大切

自分からリクエストすることが大切

そこで他に志望度の高い企業があって迷っている時は、内定段階にある企業に対しても魅力を感じているというのは前提の上で、自分から企業にリクエストをしましょう。入社を決断するために気になっていることや、こんな社員に会って話が聞きたいと相談すれば機会を設けてくれる企業もあるでしょう。

また、企業側から承諾期日が決められても、他に行きたい企業があって決められない時はなぜ今判断できないのか、いつなら判断できるのかということを伝えればそれまで待ってくれる企業もあります。選考途中の他社でも、他社内定状況によっては選考日程を優先的に早めてくれるという企業もあります。

お互いのバランスをとるつもりでコミュニケーションをとる

どんな時も自分の要求をそのまま通そうとするのではなく、お互いの妥協点を見つけていくつもりで話し合う姿勢が大切です。企業側がどこまで対応してくれるかは、その企業によって違います。しかしあなたが何もリクエストしない限りは、いい人を一人でも多く早く採用したいと思っている企業側が、あなた寄りで対応してくれることは期待できません。

自分の本音を隠してリクエストもしないままに、企業に言われたことを飲み込んでオワハラだととらえるのは違うのではないかと思うのです。はじめは選考に参加する大勢の中のひとりでも、内定段階まできたら、一緒に働くパートナーとして人と人との関係なのですから、遠慮しすぎることはありません。辞退することになったとしても、いい関係で終了できれば、またどこかで一緒に仕事ができるタイミングがあるかもしれません。

社会人になれば、お互いの事情を考えてバランスがとれる点を探していくコミュニケーションの機会はたくさんあります。まずはその第一歩だと思って、大人として胸を張れる対応をしませんか。
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