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クラリネット界の新星!アンドレアス・オッテンザマー(3ページ目)

ベルリン・フィルの首席クラリネット奏者、アンドレアス・オッテンザマーは“クラリネット界のサラブレッド”として注目を浴びる新星。父と兄が共にウィーン・フィルの首席クラリネット奏者という名門一家に育ち、オーケストラにアンサンブルにソロに、はたまたサッカーにモデル業にと、才能に溢れた彼にインタビュー。

大塚 晋

執筆者:大塚 晋

クラシック音楽ガイド

サッカーが音楽に与える影響

アンドレアス・オッテンザマー

クールながら茶目っ気ある一面も(笑)

大:サッカーがお好きでアマチュアチームを作ってプレイしていると聞きました。

オ:そうです。セントラル・ミッドフィールダーです(笑)。兄も一緒のチームでプレイしていますよ。

大:兄弟仲が良くて良いですね~。サッカーをすることは音楽に何か影響を与えますか?

オ:どうだろうなぁ(笑)。人生のすべてが自分の音楽性に影響を与えると思いますが、自分にとってサッカーはリラックスする、緊張感をほぐす、というのが大きいですね。空いている時間を過ごす最適な方法だと思っています。

大:お兄さんにパスをするのがメロディーの受け渡しのようになっているとかはないですか?(笑)

オ:確かに、フィールドでも共通の理解、考え方を持ってやっていますね(笑)。

大:モデルの仕事もやってると聞いたのですが。

オ:今はもうそんなにやっていないですよ。

大:あ、そうなんですね。そのモデル仕事も今のキャリアに影響したことってありますか?

オ:それは特にないと思うなぁ(笑)。

大:失礼しました(笑)。ただ、アルバムのプロモーション動画を観て「聴かせるだけでなく、とても魅せる演奏だな」とも思ったんですよね。なので、モデルの仕事から「人に見られる」ということについて何か考えがあったのかな、と思ったんですよね。

https://www.youtube.com/watch?v=8V2SHtBp6CA

オ:なるほど。ただ、ステージの上で人に見られてもそんなにアガらないとか、人に見られる意識というのは、どちらかというとサッカーから来ていますね。自分の体をどういう風に使うかも。

大:なるほどですね。2015年7月、2016年2月と来日が予定されています。読者にメッセージをお願いします。

オ:チケットを買ってください!(笑)。それぞれの公演は今から楽しみで、いろいろな形で日本のお客様に自分を知っていただけるのは嬉しいです。前回はオーケストラ(2013年11月のベルリン・フィル来日公演)、2015年2月はソロ、7月は木管五重奏のアンサンブル・ウィーン=ベルリンです。こういう素晴らしいグループと日本に来れるのはエキサイティングです。その後の2月はクラリノッツとして父兄と共に3人で来ますけれど、自分がアンサンブルを組んだ最初の形がこれで、初来日もこのカタチです。10年くらい前でしょうかね? そのツアーの最中に、3人のCDも出ますよ。

■アンサンブル・ウィーン=ベルリン 来日公演概要
http://eplus.jp/sys/T1U14P002004795P0050001
http://www.hirasaoffice06.com/files/ensemble6EWB.htm

■クラリノッツ
http://www.hirasaoffice06.com/files/ensemble5clarinotts.htm
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