懸賞・公募・プレゼント/公募の基礎知識

理論的には当たりやすい?クローズド懸賞のススメ

商品購入が条件となる「クローズド懸賞」。一見、コストがかさみそうですが、実はその分、理論的に見れば当たりやすい理由があったのです!その根拠・・・・・・応募数がカギ?

執筆者:西山 雄貴

実はねらい目?クローズド懸賞を知ろう!

スーパーで簡単に得られるクローズド懸賞情報

スーパーで簡単に得られるクローズド懸賞情報

「金なら一枚、銀なら五枚」と言えば、日本国民なら9割の人が「キョロちゃんおもちゃのカンヅメ」とアタリを付けることができるでしょう。

チョコボールのおいしさもさることながら、この中身も遊び心で詰まっているおもちゃのカンヅメ人気がチョコボールのロングセラーの一助になっているのは周知の通りです。

このように商品を購入することで賞品が当たる権利が得られる懸賞のことを「クローズド懸賞」と呼びます。逆に商品を購入しなくても、誰でも応募できる懸賞は「オープン懸賞」と呼ばれています。

クローズド懸賞のいいとこは、応募数が狭まること!

以前、「Facebook懸賞とは?ハガキより遥かに当たる秘訣を公開」という記事を書きましたが、クローズド懸賞はFacebook懸賞と同じく応募数(応募対象者)が極端に狭まるからこそ、当選確率が高まるというメリットがあります。

オープン懸賞の場合、何も買わずとも応募できるのでコストが掛からずノーリスクでリターンが期待できることが多いですが、前述したとおり、クローズド懸賞では商品を買って、当たり券や商品に付いているポイントやバーコードを集めてハガキで投函またはネットでID入力という工程が加わります。

つまり、商品を買うコストが発生するという点で、最初からリスクありきの懸賞なのです。当たらなければ、クローズド懸賞は痛い出費を被ってしまいます。そもそもクローズド懸賞は企業が自社商品の売り上げを伸ばす為の広告手法の一環でもあるのでそうした側面は否めません。

ですが、裏があれば表があるのが世の常です。商品を買うコストが掛かるのを嫌がる消費者は多いワケで、そうした人達はクローズド懸賞に見向きもしません。つまり、懸賞好きでもクローズド懸賞に手を出さない人達は多いのですから、敢えてクローズド懸賞に挑戦することで勝機はあると考えられるのです。

簡単にまとめると、このような感じです。

【クローズド懸賞】
商品購入が懸賞応募の条件になり制限が掛かる為、応募者少なめ。
→ 競争率が低くなり当選率UP!

【オープン懸賞】
商品購入の必要性が無く誰でも応募ができる(制限が無い)為、応募者多め。
→ 競争率が高まり当選率もDOWN!

日頃からよく買う商品がローリスクハイリターンのコツ!

とは言っても、賞品欲しさのために商品購入をしていてはいくらハイリターンな賞品(車とか旅行とか)が当たるにしても出費ばかりがかさみ、家計に大ダメージを被るばかりか、当選できなければ何のメリットもありません。潤うのは企業で働く人々の懐と日本経済だけです。(世の中の為にはいいのかもしれませんが)

そうならないポイントは、普段買う商品のクローズド懸賞のみに限る事です。例えば、ヨーグルトや缶ビール、食パンなど日常的に摂取する商品がある場合、一時的にキャンペーンをやっているメーカーの商品に切り替えてみるというのも大事です。

こうすることで元々、出費するはずだった商品なのですから感覚的にはオマケでクローズド懸賞に応募することができるのです。

お金を掛けずにポイント収集する裏ワザ

裏ワザとしては家族や友人からバーコードやポイントの付いたシールを集めることで出費を防ぎ、効率よくクローズド懸賞に応募できるのでおすすめです。いわゆる人海戦術というものですが、他の人がゴミ同然で捨てているようでしたら喜んで貰いに行きましょう。もったいないので。

他にも主要なキャンペーンの場合、バーコード、ポイントの付いたシールはヤフオクなどで大量に販売していることも多く、日常生活においてわざわざ購入の必要性を感じない商品の場合はネットでバーコード等だけ買ってしまい、クローズド懸賞に送るのも一つの手です。逆に日頃からバーコードなどを切り取っておいて、ネットで販売すればちょっとしたおやつ代くらいにはなるので覚えておいて損はありません。

クローズド懸賞は普段の買い物が重要なファクターになってきますので、どちらかと言うと家族の財布を握って、いつも大量のお買い物をなさる主婦の皆さんに近しい懸賞なのではないでしょうか。ぜひ、バーコードやポイントの付いたシールを集めてチャレンジしてみてください。懸賞は応募することがはじまりです!


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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