インターネットの普及で世の中はがらりと変わり、ネットの恩恵が多いことはいまさらいうまでもないと思います。私もAll About Japanの「懸賞・公募・プレゼント」ガイドを務めさせていただいて来春で4年目を迎えます。
ガイド開始当初より『ネット懸賞』の「趣味としての楽しさ」、また、「ネットビジネスの可能性」などに注目し、おすすめINDEXや記事で紹介してまいるとともに、併せて「ネットセキュリティの問題」にも常に注目し、おすすめINDEXにカテゴリーを設けて紹介してきたところです。
その私が、ガイド丸3年の今改めてネット懸賞の危険性、特に「個人情報の流出」について考察してみたいと思います。

【個人情報の流出】
今回この記事を書くきっかけとなったのは、私自身が「個人情報流出被害」に巻き込まれたことが判明したためです。

クリスマスも目前の昨日22日、分厚い封筒が自宅に届きました。
封筒に印刷された会社名から、少し前に個人情報流出の疑いがニュースになり、調査を行っていた某大手企業からのものと分かりました。
中身は、私の個人情報が流出していたことに関する調査結果とお詫びの文書となっていました。

私自身の個人情報が流出した疑いは、過去に2度ほど遭遇したことがあるのですが、今回のように流出が保証?されてしまったのは、インターネット懸賞歴10年を目前にして初めての経験。
これを機会に、個人情報の流出に絞ってネット懸賞利用者としての気持ちや対処法を書きたいと思います。


■インターネットセキュリティの推移
ガイドになった当初、いや、インターネットが普及し始めてネット懸賞が始まったころよりインターネットのセキュリティは話題にされ問題になっていました。
私も、常々懸賞の応募に際しては、皆様のご判断で主催者のサイトや懸賞の内容を見極めて応募していただくようお願いしているところです。

私の印象では、数年前までのトラブルは技術的な未熟さやweb担当者の操作ミスなどから発生するインターネット上のトラブルが多かったように思います。

ところが最近は、ハード面の技術進歩とパソコンの低価格化には目覚しいものがあり、接続環境も格段に向上し、ネット人口が増加してきたことにともない、ネット懸賞に限らず通常では想定し得ないようなトラブルが起きる危険性があります。

インターネットの利用者の増加とともにOSやハードを攻撃し、破壊までしてしまうさまざまなウィルスがますます蔓延するようになり、外部からの予期せぬウィルス攻撃によって個人情報が流出してしまう可能性が出てきました。

それに伴い、懸賞を主催し、個人情報を管理するサイトも、セキュリティ対策が重要な課題となり、細心の注意を払うようになってまいりましたが、相変わらず個人情報の流出がニュースになることが多いのが現状です。

■今回のケース
今回私が遭遇した個人情報流出のケースは、ネット懸賞応募によるものではありません。そのサイトのコンテンツを利用するために個人情報を登録して会員になったところメルマガ配信を希望した会員の個人情報に限って情報が流出していたことが特定されました。

今回のケースにおける個人情報は、ウェブ主催(私が直接登録した)会社のほかにメルマガ発行を受託している会社も個人情報の管理行うという「情報の2元化」がなされていました。
そのため、個人情報の管理に対する流出・漏洩などの危機管理対策に2社間で温度差があったのではないかという印象を受けました。

結局会社サイドでは最終的な流出原因が確認できなかったようで、流出した個人情報の該当者に対して報告とお詫びという形となりました。引き続き強制権のある所轄の警察署で捜査は継続されるようです。

ちなみに今回の個人情報流出判明の経緯は、身に覚えのない請求書が郵送されてきた対象者(会員)が、その郵便物のあて先を確認したところ今回の個人情報流出サイトに登録した際に限って住所や氏名に付けていた記号がもとで流出源が判明し、申し出を受けた企業が調査した結果でした。
なお、請求書が現在のところ送付されていない人々もたくさんいるようで、私もそのうちの一人です。