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遅い時間の食事は「よく噛むこと」を意識して(2ページ目)

人のライフスタイルは様々。仕事で寝る前にしか食事がとれない人にとって、健康に気をつけることができないのか?そんな疑問についての対策を紹介します。

清益 功浩

執筆者:清益 功浩

医師 / 家庭の医学ガイド

よく噛む方法

当たり前のようですが、下記の点が重要です。
  • まず、1口で食べる量を少なめにします
  • 1口で噛む回数は30~50回が理想です
  • 噛み応えのある食材も取り入れます
噛む

小さい頃からよく噛む習慣をつけたいものです


また、よく噛むことで、体に良い影響があると言われています。
  • 消費エネルギーを増加します
  • 唾液の分泌がよくなり、虫歯の予防になります
  • 唾液の分泌で消化が良くなり、胃腸への負担が減ります
  • 噛むこと、唾液の分泌で満腹感を得られやすくなり、食事量を減らすことができます
  • 脳内のヒスタミンが増えて、食欲を抑えることができます。さらに集中力や記憶力がよくなります
  • 顎が発達します
  • 顎が発達することで、口呼吸が減り、呼吸器感染症になりにくくなります
  • 目の周りの筋肉を刺激して、老化を防ぎます
  • ビタミンなどの吸収を助けてくれます
  • 顎の筋肉の発達は、顔全体を引き締めます

このように健康・美容にも良い、よく噛む食事を続けてみてはいかがですか?運動時にガムを噛むのは、集中するために必要かもしれませんね。

小さい頃からしっかりと噛んで食事する習慣をつけておきたいものです。


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