スイス/スイスの観光

スイスアルプスでハイキング(3ページ目)

合計6万キロあると言われるスイスのハイキングコース。ここでは、スイスアルプスのハイキングの魅力と楽しみ方を紹介します。どんな服装や持ち物が必要か、地図や標識は?といった実用的な情報も盛り込みました。

和田 憲明

執筆者:和田 憲明

スイスガイド

スイスアルプスでの標識

分岐点では必ずといって良いほどこのような標識が立てられている

分岐点では必ずといって良いほどこのような標識が立てられている

目的地までの所要時間を確認。余裕を持って計画を立てよう

目的地までの所要時間を確認。余裕を持って計画を立てよう

スイスのハイキングコースには全国ほぼ共通して黄色の標識が立てられ、現在地と標高、目的地までの所要時間を確認することができます。黄色の矢印の先に赤い線が入った標識は、健脚向きのコース。自分の脚力に合わせて、無理のないコースを選びましょう。

登山電車やロープウェイの駅など、ハイキングの出発点は多くのコースが入り乱れていることが多いため、最初にルートを間違えないようご確認を。

 

岩に付けられたハイキングコースのサイン

岩に付けられたハイキングコースのサイン

コースの途中で、標識の代わりに赤いペンキで岩や木に印が付いている場合もあります。「ここはハイキングコースですよ」という意味で、コースから外れていないことを確認できます。

 

スイスアルプスの地図

ガイドなしで歩く場合、地図は必ず持っていくようにしましょう。日本の大きな書店で出発前に購入することも可能ですし、現地では山岳リゾート地の書店やインフォーメーション、駅のキオスクなどで販売しています。

地図は大きく分けて、スイス国土地理院発行のものと、スイスの地図メーカーからのものがあります。ハイキングコースが赤い線で記入されている地図もあり、見るだけで楽しくなってきます。地図好きな人には、きっと良いおみやげにもなるでしょう。

現地のインフォーメーションや鉄道会社が出している安価な地図もあり、中には無料で入手できるものも。簡単なコースを歩くだけなら、これで間に合わせることもできます。

山のレストラン

天気の良い日は外のテラス席が絶対おすすめ

天気の良い日は外のテラス席が絶対おすすめ

ハイキングの途中でお腹がすいたら、山のレストランでランチをどうぞ。出発前に、地図やパンフレットでレストランの位置を確認しておきましょう。

外のテラス席で、スイスアルプスを眺めながら楽しむ昼食は格別です。冷たいビールで喉を潤した後は、焼ソーセージがおすすめ。お弁当を持たずに身軽にハイキングができるのも、山のレストランのおかげです。 
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