漢字検定/漢字検定とは

長期休暇をきっかけに、漢検にチャレンジ!

ゴールデンウィーク、夏休み、お正月などの長期休暇は気持ちもリフレッシュして、何か新しい事を始める絶好のチャンスです!お休みをきっかけに一念発起、漢検合格に向けて漢字の勉強を始めてみませんか?

藤本 正史

執筆者:藤本 正史

漢字検定ガイド

漢検の試験日程と申し込み

漢字検定は年3回実施されます。通年、以下のようなスケジュールで開催されますので、ご自身の漢字力と勉強の計画に合わせて、受検する時期を目標に設定してみましょう。
第1回:6月   第3または第4日曜日
第2回:10月 第4または第5日曜日
第3回:2月   第1または第2日曜日
一念発起して漢検にチャレンジ!

一念発起して漢検にチャレンジ!



毎回、試験開催日の約1ヵ月前が申込締切日となっています。
例えば、6月第3日曜日の6月21日(日)が試験日という場合、申込締切日(願書の協会必着日)は、5月21日となります。(注:年度によって異なります。)
受検される場合は忘れずに申し込みが必要ですので、締切日は漢検ホームページなどでしっかり確認しましょう。
(参考 漢検HP

また、個人受検では、PCやスマホからでも申し込みは可能です。漢検ホームページの受検案内にある注意事項をよく確認のうえ、PCサイトまたは携帯サイトから申し込みましょう。
(参考 漢検HP受検申込の案内


漢検受検のきっかけ作り

漢検を受ける意味が分からない、受けることが面倒くさい…というマイナス思考だと、なかなか受検する気も起きませんね。そこで、漢検を受ける意欲が湧くようなきっかけとなる、漢検のメリットを幾つか紹介してみます。

1.漢検合格は履歴書に書ける!
漢検は、履歴書に堂々と書くことが出来る資格です。漢検の取得は、仕事で必要な文章を読解して作成する力の証明となります。履歴書の「免許・資格」の欄に「漢字検定◯級合格」と自信を持って記載することができます。

準2級は高校在学程度、2級は高校卒業・大学・一般程度ですので、記載する級は出来れば2級以上が評価されやすいでしょう。

2.面接でアピールできる!
就活の面接の時でも、漢検合格という目標を設定してそれに向かって努力し、頑張ったというエピソードは、効果的なアピール材料となります。
漢検協会の調査によれば、東証一部・二部上場企業のうち400社以上で、新卒採用の際に「言語力」や「目標に向かって学ぶ意欲」を測る指標として漢検を活用しています。
(参考 漢検HP受検をオススメする3つの理由

3.ビジネスのシーンで役に立つ!
漢字能力は、仕事をするうえでは必要不可欠です。とくに企画書やプレゼン資料などを作る際には、漢字を正しく使い、適切な日本語を用いる必要があります。
社会人として、ビジネスシーンで失敗しないよう、常用漢字が全て読み書き出来るレベルの漢検2級の取得をオススメします。


漢検の勉強をいつから始める?

年3回ある漢検試験のうち、どの級を目標にして、いつの試験日に向けて、どんな勉強方法で取り組むかを決める必要があります。つまり、漢検合格に向けた学習スケジュールの計画を立てることがポイントとなります。

そこで、ゴールデンウィークなど長期休暇を利用して、まずは勉強に取り掛かってみましょう。最初の短期集中の勉強で漢字の魅力・面白さを理解し漢字力をアップさせ、そのままやる気を継続して勉強が日課になれば、必ず試験に合格できます。

【受検計画の例】
受検級              勉強期間
10~5級(小学校で習う漢字)    0~1ヵ月
4~3級(中学校で習う漢字)    1~2ヵ月
準2級(高校在学中に習う漢字)  2~3ヵ月
2級(高校卒業までに習う漢字)  3~4ヵ月
準1級(大学・社会人程度)    5~6ヵ月  
1級(大学・社会人程度)     6ヵ月~1年

準2級は、しっかり勉強すれば、短期集中型で試験2ヵ月前からの勉強でも、合格できる確率は十分あります。合格基準は200点満点中140点で、70%以上の点数が取れれば合格です。

2級は、合格基準が200点満点中160点と80%以上で合格になるので、その分ハードルも上がります。たかをくくって試験に臨むと痛い目に合いますので、やはり3ヵ月以上の勉強期間を経てから受検することをオススメします。

準1級と1級は、初めて受検するには相当難しく、本腰を入れて勉強をする覚悟が必要です。じっくりコツコツと勉強して、まずは準1級に合格して、その後さらに半年くらいかけてから1級にトライしたほうがよいでしょう。

漢字力と今後のスケジュールと照らして目指す級を設定し、まずは第一歩の勉強を始めてみてはいかがしょう。

<あわせて読みたい>
はじめての漢字検定。さて何級から受ける?


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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