税金はあなたにとっての最大の支出?お金持ちはどう節税する?

金持ち父さんと貧乏父さんの考え方の違い

金持ち父さんと貧乏父さんの考え方の違い

皆さん、こんにちは。ロバート・キヨサキです。前回は、「ゼロから始められる資産の蓄え方」についてお話しました。「今の仕事を続けながら資産を増やすために行動する」ことがその秘訣でしたね。大事なことなのでよく復習しておいてください。

これまでお伝えしてきた「金持ち父さんの教え」は次の3つでした。

第1の教え「金持ちはお金のためには働かない」
第2の教え「お金の流れの読み方を学ぶ」
第3の教え「自分のビジネスを持つ」

今回から、金持ち父さんの第4の教えである「会社を作って節税する」に入ります。「税金なんて金持ちになるのにあまり関係ないのでは?」と思う人も、もしかしたらいるかもしれません。でもそれは大きな間違いです。あなたは気づいていないかもしれませんが、税金はあなたにとって最大の支出なのです。だから世界中の金持ちは、税金を合法的に最小にするために日々学び行動しています。

まず、「税金」とはどういうものかについて手短かに説明しましょう。これは私が金持ち父さんから聞いた話です。金持ち父さんは、貧しい家庭に育ったために学校教育はろくに受けられませんでしたが、独学で税金の歴史の専門家になっていました。彼の話は次のようなものでした。

「イギリスやアメリカにはもともと税金はなかった。戦争のために一時的に税金が取り立てられることはあった。国王や大統領がお触れを出して、皆にお金を少しずつ出すように要求した。イギリスでは1799年から1816年にかけて、ナポレオンとの戦争のために税金を取り立てた。アメリカでは1861年から1865年まで南北戦争のために課税した」

「その後、イギリスでは1874年から毎年国民から税金を取り立てるようになった。アメリカでは1913年から毎年所得税を徴収するようになった。所得税は、当初は金持ちだけを対象としていて、『金持ちを罰するための制度』として中流以下の人々に受け入れられていったが、実際には中流以下の人々を罰する制度となってしまった」

「政府で働いている君のお父さん(貧乏父さん)と起業家である私(金持ち父さん)は正反対だ。君のお父さんは、たくさんお金を使ってたくさん人を雇って組織を大きくすればするほど政府から高い評価を受ける。だが私は、会社で雇う人をできるだけ減らし、使うお金を減らせば減らすほど、投資家から高い評価を受けるんだ」

私の実の父である「貧乏父さん」は、政府は国民を助けてくれるものと心から信じていました。とくにジョン・F・ケネディ大統領が提唱した「平和部隊」の考えに感動し、母と共にボランティアとして東南アジアにいったほどです。ハワイ州教育局長としても、助成金や予算を増やしてもらうために奔走していました。

10歳の私に、金持ち父さんは「政府で働いている人たちは怠け者の泥棒だ」と言い、貧乏父さんは「金持ちは欲の皮のつっぱった詐欺師だ。もっと税金を払わせるべきだ」と言っていました。二人の言い分にはそれなりの理由がありました。しかし私にとって、自分自身の将来のために、どちらの言うことを信じたらよいのかを見極めるのはやさしいことではありませんでした。

でも私は、ついにはその答えを見つけることができました。どうやって?それについては次回お話しましょう。今は、「税金はあなたにとって最大の支出だ」ということを覚えておいてください。

今あなたがお金をいくら持っているかは問題ではありません。あなた自身の将来のより良い経済状態のために、今あなたが何をするかが問題です。お金について楽しく学びましょう!

★金持ち父さんのエッセイは次回に続きます!

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ロバート・キヨサキ氏

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投資家、ビジネスマン、ベストセラー作家。著書『金持ち父さん 貧乏父さん』にて金持ちがお金について自分の子供たちに教えていること、中流以下の人たちが教えていないことを明かす。労働所得(給料)で生きるのではなく、お金がお金を稼ぎ出す不労所得の重要性を説き、お金教育の一環として『キャッシュフローゲーム』を開発した。

「金持ち父さん」日本オフィシャルサイト
http://www.richdad-jp.com/



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