スマホなしで場所を検索
ここで、宇治さんから、「各自、お昼を買った後、午後のワークショップを行う集合場所に、13:00に集まってください」という指令が出されます。ちなみに、集合場所は、配られた地図には載っていません!
果たして、スマホでの検索に慣れている参加者は、無事に集合場所に到着することができるのか?
道端の地図で場所を探す
お店の人に道をきいて
心配しましたが、取り越し苦労でした。みんな色々と手を尽くして、無事に集合できました!
午後は、いろいろなワークショップを経験しましたが、ここから後が、このツアーの醍醐味。ネタバレしてしまうので、これ以上は書きません。実際に参加して楽しんでください!
デジタルデトックスツアーにかける想い
最後に、宇治さんに、デジタルデトックスツアーにかける想いについて、きいてみました。「私は、ちょうど、アナログとデジタルの境目の世代。昔は携帯などなく、彼女との待ち合わせで遅れそうになったときなど、いろいろなドラマがあったのを覚えています。
実は、そういったことにこそ、本来の人間同士のつながりのロマンがあり、それを若い世代に伝えるのが我々の世代の役目では、という想いがあります。
ツアーの様子
また、ツアーの中でも伝えていますが、デジタル化により、本来、人間がもっている五感が鈍くなってきているというのは、常日頃から感じています。
昔は、今ほど連絡を取り合っているわけでもないのに、何かあるときは、それこそ、『虫の知らせ』を感じたものです。日常生活の中で、少しでもアナログ時間を確保することで、人間が本来もつ感覚を失わないようにすることは、とても大事なこと。
東京からさほど遠くなく、適度に自然が残る鎌倉は、デジタルデトックスツアーを開催するのに、とても適した街ですね。」と、話されます。
宇治さんが案内役のデジタルデトックスツアーは、月1回のペースで、もう、約3年ほど続いています。
デジタルでつながるコミュニティーに疲れを感じている方、ぜひ一度、参加してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、今回の参加者は若手が中心でしたが、普段、年齢層は広く、ツアーの人数の上限は、15名だそうです。
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■デジタルデトックスツアー
主催:一般社団法人リディラバ
リディラバでは、各地で様々なスタディツアーを開催しています。開催するツアーの情報と参加申し込みは以下からお願いします。
リディラバホームページ → http://ridilover.jp/
開催するスタディツアー → https://traveltheproblem.com/