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日本初!新幹線駅に路面電車が乗り入れた富山駅の魅力

北陸新幹線が開業し、盛り上がりを見せる富山観光。東京⇔富山を最短2時間8分で結ぶ「かがやき」の停車駅であり、県内随一のターミナルである富山駅は、どのように変わったのでしょうか? そこで今回は富山駅の新しい姿をご紹介したいと思います。

坂本 正敬

執筆者:坂本 正敬

黒部・立山ガイド

富山駅はワクワクの空間に

解説画像

新幹線の改札口前のにぎわい

北陸新幹線開業とともに富山駅は大きく変わり、観光客のみならず地元の人も足を運びたくなるワクワクの空間になりました。ガイドがおすすめする主な見どころは3つで、

(1) 国内初! 新幹線駅に路面電車の駅が連結
(2) 富山の名品が集まった「きときと市場 とやマルシェ」がオープン
(3) モンドセレクション最高金賞を連続受賞中の公営水道水「とやまの水」がスタンドで飲める


といった内容です。もちろん他にも注目すべき部分はたくさんありますが、今回は上述のポイントに絞って解説をします。

○富山駅

住所:富山県富山市明輪町1-227
主要なサービス:みどりの窓口(5時40分から23時30分)、みどりの券売機、 駅レンタカー、こども110番の駅、パーク&ライド、駅スタンプ、コインロッカー


1:国内初! 新幹線駅に路面電車の駅が連結

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新幹線改札口の正面に路面電車の停車場がある

富山駅の最大の特徴と言えば、新幹線駅に路面電車が乗り入れた点にあります。 

公共交通を軸としたコンパクトな町を目指す富山市は、2006年にポートラム(富山ライトレール)、2009年に市内環状線のセントラムというLRT(次世代型路面電車システム)を導入し、一定の成功を収めました。

2011年に環境未来都市にも選ばれるきっかけとなったこの次世代型路面電車、リニューアルした北陸新幹線の富山駅に新駅が設けられ、乗り入れがスタートしました。

さらに将来的には駅北側のポートラムとも連結し、駅を南北に路面電車で通過できるようになります。こうした新幹線駅と路面電車の接続は日本で初めての試みだとか。

解説画像

市街地を1周する環状線への乗り換えも楽ちん

北陸新幹線で富山に到着して改札を出ると、正面の駅構内に路面電車が入ってくる様子が分かります。

富山に訪れたその足で路面電車に乗り、市街地へと足を運んだり、帰りの新幹線の待ち時間に、ちょっと市街地まで足を伸ばすといった楽しみ方も可能です。大きなコインロッカーも用意されているので、荷物を預けて町を一周してみてはどうですか?

ちなみに、立山黒部アルペンルートへ向かう富山地方鉄道の電鉄富山駅は、駅のロータリーに隣接しているので徒歩で移動が可能です。電鉄富山駅の駅ビル1階にはスターバックスコーヒーなどもあるので、ちょっと時間をつぶしたい、休憩したいときなども便利ですよ。

○富山軌道鉄道(路面電車)
運賃:(大人)200円(子ども)100円
※1日フリー乗車券もあり
→(大人)620円(子ども)310円
フリー乗車券の発売場所:富山地鉄乗車券センター、電車内など

次のページでは、富山県内の主要なお土産やグルメがそろう「きときと市場 とやマルシェ」をご紹介します。

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