やっぱりおいしい!蒸し器で作る本格桜餅「道明寺」
春を感じる桜の季節ですね。家庭でも本格的な道明寺(どうみょうじ)を作ることができます。こねの作業がない和菓子なので子どもと一緒に作るのもおすすめ。そして素材の旨味を引き出す「蒸す」という調理方法は、子どもたちに伝えていきたい素晴らしいもの。ぜひチャレンジしてみてください。
桜餅道明寺の材料(6個分)
桜餅道明寺の作り方・手順
砂糖蜜
1:餅を丸める時に使う手水です。
水と砂糖を合わせて軽く沸騰して煮溶かし、冷まします。
水だけでは、餅が水っぽくなるため砂糖蜜を使用します。道明寺
2:
材料を用意します。
- 桜の葉の塩漬けは10分ほど水に浸け塩抜きをし、軸の部分を取り除きます。水気をよく拭きとっておきます。
- こしあんはひとつ15gずつ6個に分けまるめておきます。
3:
鍋に、水・上白糖・食紅を入れて軽く混ぜ、火にかけて砂糖を煮溶かします。
食紅はほんの少量入れます。色がきつくなりすぎないように注意。4:
沸騰したら道明寺粉を入れ混ぜ、ふたをして10分ほど蒸らします。
5:
蒸し器にぬれ布巾を敷き、蒸らした道明寺粉を入れて10分蒸します。
6:
ぬれ布巾の上に取り出し、6等分して丸めます。
砂糖蜜をつけながら作業しましょう。7:
生地を軽くたいらにし、真ん中に丸めたこしあんをのせて包みます。俵型に整えます。
8:
桜の葉の脈が見える方を外側にして包みます。
ガイドのワンポイントアドバイス
道明寺粉はもち米を蒸して乾燥させたものなので、熱湯につけて戻すだけでも実はOK。少し固めの仕上がりなりますが、すぐに食べるならその後の蒸すという作業をしなくても、十分おいしくいただけます。ぜひ試してみて下さい。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。