住宅設計・間取り/実例にみる間取りプラン

建坪25坪・長い敷地を活かした+α空間のある間取り

持ち家住宅の延床面積平均は約42坪で、約4割の人は38坪~45坪の広さに住んでいます。延床面積が50坪を超えるとスペースに余裕が生まれ、プラスαの空間ができます。今回は建坪25坪、延床面積51.5坪の家の実例をご紹介します。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

日本人の約4割の人は125平米~150平米の床面積に住んでいる

持ち家住宅の延床面積平均は約138.2平米(約42坪)で、約4割の人は125平米~150平米(38坪~45坪)の広さに住んでいます。建坪にすると約62.5平米~75平米(19坪~23坪)で、総2階建ての家なら2倍の床面積になります。漠然と家を建てようと考えている人はこの範囲の広さをひとつの目安にしてみてはいかがでしょうか。

実例を通して

今回は、建坪25坪、延床面積170.16平米(51.5坪)の家の実例を見ていきましょう。延床面積が50坪を超えると平均床面積より約10坪(畳20枚分)広くなるのでかなり余裕のスペースがつくれ、プラスαの空間ができます。

家族構成 : 夫婦+子ども2人+母親
場所   : 東京都内
用途地域 : 近隣商業地域
建ぺい率 : 80%
容積率  : 300%
敷地面積 : 162.75平米(49.2坪)

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東西に長い敷地です。  



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