いまリフォームでは壁が熱い!マグネットがくっつく便利な壁
最近よく見かけるのが、壁をアレンジするプチリフォームです。マスキングテープやウォールステッカーを使った壁のデコレーションや、ペイント、賃貸でも使える剥がせるDIY壁紙など、いま壁が熱い!と言うわけで、建築・建材展でもいくつかのブースで紹介されていたのが、マグネットを活用した壁用アイテムです。壁にマグネットがくっつくようになる下地、マグの相方(株式会社石山)
上の写真は壁紙の下地として張る「マグの相方」です。鉄粉を含んだ柔らかいラバーシートで、はさみやカッターで切ることができ、下地に使うことでマグネットがくっつく壁になります。
上から好きな壁紙を張って仕上げて。マグネットがくっつく部分だけ壁紙を変えるとわかりやすく楽しい。
なぜマグネットシートではない?と聞いてみると、身近にある磁気カードなどが影響を受けないようにとのこと。壁に留めたい物のほうにマグネットを張り付けて使います。ただし保持力はマグネットによって異なり、重さがある物や、ドア上などは避けるのが基本。裏にノリがついたシールタイプもあり、いろいろな使い方ができそうです。
水性ペイントのブースは大人気、DIYブームをけん引
壁が熱い!と言えば、人気の水性ペイントです。DIYでも塗りやすく、美しくたくさんの色が楽しめる水性ペイントも複数のブースで紹介されていました。アメリカの塗料ブランド、ベンジャミンムーア。DIYでも手軽にできる水性ペイント(ベンジャミンムーア)
こちらはJAPAN SHOPに出店していた、アメリカの塗料ブランド、ベンジャミンムーアです。色数はなんと3,600色。しかもすべての色に名前がついているというスタイルに、女性にも人気の塗料です。
壁を塗るデモンストレーションでもとても簡単そう。
水性ペイントは、DIYリフォームブームをけん引する存在とも言え、壁を塗るデモンストレーションでもとても簡単そう。女性でも気軽にチャレンジできます。加えて、スポンジで叩いたりこすったりしてパターンを付ける技も披露していました。
人気の黒板塗料、チョークボードペイント。
上は、今大人気のペイントするだけで黒板になる、チョークボードペイントです。実はひと口に黒板塗料と言っても、黒以外の色でもツヤの調整で黒板にできるのだそう。チョコレート色のチョークボードもかわいい!とのことでした。
誰でも簡単に張れる、モザイクタイルでプチリフォーム
こちらは誰でも簡単に張れるモザイクタイルです。タイルを使ったインテリアは高級感があり、おしゃれな感じが一層引き立って素敵なのですが、DIYリフォームのネックとなるのが目地の存在。手間がかかって難しい工程です。そこで登場したのが、強化ビニール製の目地が既に入ったシートタイプのモザイクタイルです。裏にノリがついていて、シールをはがしてペタッと張るだけ。目地部分がカッターで切れるので、サイズの調整もできます。
タイルの目地部分がカッターで手軽に切れる。裏にノリがついているので、ペタッと簡単に張れる(藤垣窯業株式会社)
このアイデアはもともと、多治見の美濃焼のタイルをもっと使ってほしいという思いから生まれたもの。1300年を超える日本の伝統が詰まった国産のタイルが、DIYリフォームで手軽に使えます。壁だけでなくテーブルや小物入れ、鏡の周囲に張るのも素敵ですね。
サイズは150mm×150mmで扱いやすい。様々な色があり、細長いデザインのタイルもある。
次のページは、小さくても存在感があるアイテムです。リフォームの時に取り入れることで、空間がぐっと引き締まります。