テクノポップ/アーティストインタヴュー

エコ怪獣の進化論(4ページ目)

2回目の登場となるエコ怪獣はさらに進化! セツさん(怪獣)、シンコさん(女神)、そして新加入の二人、エリィちゃん(人形)、ユナちゃん(妖精)の4人が登場。最新アルバム『びびびぴび』から今後の進化の予定についてお話しいただきました。新メンバーも某集中!

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

哲学的な質問

ガイド:
「涙のぶらっくほーる」は、歌詞から「辛いこと・悲しいこと」を食べてしまう、エコ怪獣の使命そのものを歌っていますね! ちょっと哲学的な質問になってしまいますが、エコ怪獣さんは、どうして「辛いこと・悲しいこと」がなかなか無くならないのだと思いますか? 

シンコ:
それは生物がまわりに気が回らなくなるくらい必死に生きてるからだ、と思うわね。必死に生きる生物達が関わりあう上で摩擦が起こり、そこに悲しみが生まれてしまう。小さいものから大きなものまでたくさん悲しみの種類はあるけれど、それは気持ちの向かう方によって消えたり、心の奥底にいつまでも残ってしまったり。エコ怪獣が悲しみを食べることによって笑顔が増え、生物の心に摩擦ができない、いわば潤滑油のようなそんな存在になれればと思ってるわ。

彗星らいだー

ガイド:
人類だけでなく、生物なところが、エコ怪獣たる所以ですね。年末にかけて、主催の「Kaiju Electro Land」も含めて、二度、エコ怪獣のライヴを見せていただきました! やはり、エコ怪獣は、ダンス、演劇性そしてメッセージ性があるので、音源を聴くだけでなく、ステージ上での体験を一緒にすることが大事ではないかと感じま した。すでにライヴでは公開されている新曲の「彗星らいだー」も、エコ怪獣ワールドが全開ですね~。
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Kaiju Electro Land 3 ~怪獣の雄叫び~(3月5日生誕)


セツ:
ありがとうございます。四方先生に見ていただき、光栄です。「彗星らいだー」の歌詞で「ここで誰が終わりにしたの?それを決めるのはいつも始まりをつくったキミだよね?」というのがあります。周りから何を言われても終わりを決めるのは自分なんだ、勇気を持って目標へ突き進む生物の背中を押してあげるんだ、と思ってパフォーマンスしています。
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Kaiju Electro Land 3 ~怪獣の雄叫び~(3月5日生誕)


「彗星らいだー」 LIVE  (YouTube)
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