どうしてエコ怪獣は進化するのか?
ガイド:今回、エコ怪獣としては2回目の登場となります。以前のインタヴューでは、「エコ怪獣の形はどんどん変わっていっています。1年後には100人くらいいるか もしれませんし、マジックも入ったりしているのかもしれません」とセツさんが言っていました(笑)。約1年半ぶりの登場ですが、予言通り、かなりの変化を 遂げています。やはり絶滅しないように、怪獣も進化しないといけないのかと。
セツ:
四方先生お久しぶりです! そうなんです!絶滅は嫌です(笑)。以前は劇団色が強く、本格的な舞台役者さんなどのサポートメンバーがたくさんいました。ライヴのあと、必ず私とシンコさんの二人で録画したライヴ映像を何度も何度も見るんです。当日のお客さんの細かい表情、反応などを思い出し照らし合わせながら、この日の反省点をメモに書き出して全部修正するんです。もっと人間を笑顔にできる、高揚させることができると信じて、それをまたライヴで披露して。すると、エコ怪獣には芝居部分を大幅に減らし、圧倒的なダンスパフォーマンス力が必要なことに気がつきました。そこにエリィとユナが加入して、4人になりました。 足りなかったものが満たされ、今はエコ怪獣は新たな境地へと踏み込んでいるところなんです。
テクノポップな劇団・エコ怪獣 (All Aboutテクノポップ)
エコ怪獣セツさんはファンタジー好き
ガイド:では、エコ怪獣のメンバー構成も変わったので、メンバー紹介も兼ねて、みなさんに質問をさせてください。まずは、セツさん。悲しみを食べる「エコ怪獣」そのものであるセツさんからは「お姉さん堅気」のオーラが伝わります。そんなセツさんは、やはりグループのリーダーなんですか?
セツ:
はい。やはり私がエコ怪獣ですから!
ガイド:
エコ怪獣はウルトラ・シリーズのようですが、その名前とは裏腹に、ファンタジーの世界観に溢れています。もともと、ファンタジーなものが好きなのですか?
セツ:
私はディズニーや、映画ではティム・バートン監督作品、絵本ではシェル・シルヴァスタイン作品が好きです。やはりファンタジーものですね。
シンコ:
あたしは中日ドラゴンズの浅尾きゅんが好き。
セツ:
いや、シンコさん。好みのタイプじゃなくて(笑)。
ヴィーナス・シンコさんは可愛くてキュートな坊主頭
ガイド:ヴィーナス・シンコさんは、バズーカで人間の心をこじ開ける「女神」ですが、心を開かせるって難しいと思うんです。シンコさんは、どのようにこじ開けるのですか?
シンコ:
そうなの。「あんた悲しみがあるから心を開きなさいよ!」って言ってもなかなか開かないのよね。悲しみって心の中でも特に繊細な場所にあったりするからね。なので、あたししか使えない特別なバズーカを心に撃ち放って、その衝撃で無理矢理こじ開けてるの。
ガイド:
髪型がベリーショートに変わっていますが、素敵ですわ(なんか、口調が移ってしまいました)。何か理由があったのですか?
セツ:
四方先生がシンコさん口調に(笑)。
シンコ:
メンバーが「シンコさんの髪型飽きた。坊主にカチューシャにしたら可愛いのに~」って言うのよ。「あら、そう?」って、やってみたらとても可愛くてキュートで…
セツ:
可愛いとキュートは同じかと。
シンコ:
そしたらね、最近になってまた「坊主飽きたからオカッパにしたら」って。そんなにすぐに伸びないわよ!