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「女の子供がいる」バツイチ男性との再婚のポイント

バツイチ子持ち男性は再婚を希望することが多いのですが、実は子供の性別によっては再婚が複雑になってきます。それをどう克服するのか、今回の記事で紹介します。

佐竹 悦子

執筆者:佐竹 悦子

再婚ガイド

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前回の記事で、子供がいるバツイチ男性との再婚について書きました。一言でいえば、再婚を希望している男性が多いということなのですが、ここでしっかり考えておきたいのは、「子供の性別」です。実は、バツイチ男性の子供が女の子の場合、ちょっと複雑になってくることが多いのです。

女の子がやってきたことを取り上げてはいけない

子供が小さければ、男の子でも女の子でもすぐになつくこともけっこうあります。でも、女の子の場合、特に小学性以上になると、すでに家庭の中で「主婦」のような立ち位置になっていることもあるのです。そのため、再婚により新しいママがやってきて、「大丈夫だよ遊んできていていいよ!」と言われても、そう簡単に「はい」とは言えません。逆に、「今までやってきたことですから大丈夫です」と反発するようになるのです。

“子供だから”と思うのは、大人の見方です。これまで子供ながらに「家庭の主婦」をしてきた女の子は、早く大人になれと言われてきたに等しいのです。それが一転、いきなり「子供らしくしなさい」と言われてしまっても、どうすればいいのか困ってしまいます。

ここで大切なのは、これまでの頑張りを尊重してあげること。そして、これまでやってきた大切な仕事を取り上げないことです。今までと同じように、家庭の中で家事をすることが、女の子にとっては嬉しいことだったりするのです。

お父さんを取られたくない!

「お父さんをとられたくない!」そう思う女の子もいる。特にバツイチで男手ひとつで育てた場合には、その傾向がある

「お父さんをとられたくない!」そう思う女の子もいる。特にバツイチで男手ひとつで育てた場合には、その傾向がある

お母さんがいない女の子供にとって、お父さんは特別な存在になっていることが多々あります。そんなお父さんとの間に入ってくる新しいお母さんは、いってみれば乱入者。そのため、再婚相手に対して、「お父さんを取ってしまう嫌な人」と感じてしまう子供もいます。

なので、子供には再婚をありがたがられると思っているとしたら大間違い。「こんな大変なところに来てあげたんだから」なんて、絶対に思ってはいけません。家事をすべてこなしたとしても、今までのやり方に慣れている人たちにとっては、「で?」という話です。

でも、大抵の場合、このような関係は時間が解決してくれます。一つ屋根の下に一緒に暮らしていけば、会話もするし相手のこともわかってきます。なので、最初から焦ったり諦めたりする必要はありません。習慣は時間が変えてくれるのです。

紆余曲折あったとしても…

再婚子持ちの男性との結婚は、子供がいない人との再婚よりも多くの問題を抱えているのは事実です。でも、私が知っている方々は、結局、皆幸せになっています。もちろん、紆余曲折もありますが、それは再婚だろうが初婚だろうが同じだと思うのです。やがて、それがいい思い出になる言う人もたくさんいますから、諦めることなく再婚に向けて進んでほしいと思います。

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