かつては自分が買い物依存症に……。親の浪費を止められない
自分の散財癖が両親に……
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■相談者
あんずあめさん(仮名)
女性/40歳/パート
千葉県/実家
■家族構成
父(75歳/無職)、母(74歳/無職)
■相談内容
私自身、借金があり、また親がカードローンに依存しているため、まったく貯蓄ができません。家計はいつも自転車操業といった状況で、将来がとても不安です。実は私も4年前に買い物依存症になった経緯があり、今は社会復帰という意味もあり、週3~4日パートで働いています。最近、職場からは正社員にならないかと打診され、嬉しい気持ちもある反面、不安な(人間関係、待遇など)気持ちもあり迷っています。
■家計収支データ
■家計収支データ補足
(1)借金について
本人の借金はカードローンで現在、残高20万円。両親の借金総額が不明だが、数件のカードローンから借り入れ。毎月15万円以上返済している。
(2)両親の年金額(手取り額)
父親は年額約330万円、母親は約60万円。
(3)相談者の依存症になった背景と返済
3社目の仕事先がオーバーワークだったため、精神的負担を強いられ、買い物依存症に。親は家を担保に銀行でおまとめローンにして、5年で完済。ところが、今度は両親がカードでお金が借りられるという便利さに目覚め、ちょっと生活費が足りないとカードで借りて、返済してはまた借りて、を繰り返すようになってしまった。
(4)両親の買い物依存症の内容と、親に対しての接し方
父親は電化製品が多い。ちょっと興味を引くと、さして使わないようなものも簡単に購入してしまう。クルマも買い、そのローンも払っている。母親は、主にレジャー。月2回くらい旅行に行き、それに合わせて洋服、美容院代も発生。あと、毎週2回くらいは外出し、友人とカラオケやら食事をする。
「あんずあめ」さんは、使うのはいいが、少なくともローンで買う、足りなければキャッシングするみたいなことはやめさせたいと考えている。しかし、親からすれば「お前がそもそもの原因だろう」という思いがあるらしく、「あんずあめ」さんもその負い目から強く言えない。意見は過去に何度もしたが、強く言えば逆効果となり、とくに母親は逆ギレ状態や、怒鳴り散らす等、大変な状態になる。
■家計コンサルタント・八ツ井慶子からの3つのアドバイス
アドバイス1 経済的に自立し、親に対して「言える人間」に変わる必要あり
アドバイス2 親のローンの総額を把握する
アドバイス3 今ある選択肢から「脱け出す方法」を選ぶこと
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