HPをチェックして、トクした事例を3つ紹介
月1回は、カード会社のHPをチェックしてみて!
郵送なら、ほとんどの人が届いた封筒から用紙を取りだし、明細を眺めていたことでしょう。ところがWEB明細だと、「請求額が決定しました」というメールが届いて、「IDはなんだっけ…パスワードはどれだっけ」と探しているうちに面倒になり、「今月はいいや! 来月まとめてみよう!」と、スル―してしまうこともあるのではないでしょうか。
ガイドが「貯まる人」と「貯まらない人」に多く取材する中で、「貯まる人」に共通することの一つが、「カードの明細をきちんとチェックしている」ということ。面倒かもしれませんが、カード明細をきちんとチェックすることで出費を把握しやすくなり、無駄な出費を減らすことにつながります。
またそれだけでなく、カード会社のHPは、オトクなことが満載なんですよ。
以下、カード会社のHPをチェックして、オトクになる例を3つ紹介します。
1:お得なキャンペーンや割引券などに出あえる
カード会社はさまざまなキャンペーンを行っています。期間限定で、ポイントの交換率がアップしたり、抽選で素敵なプレゼントが当たったり。その他、映画館やアミューズメントパーク、舞台鑑賞の割引券などが、カード会員限定で用意されていることもあります。自分からHPにアクセスすれば、オトクな情報を見つけることができます。
2:ポイントを無駄にしてしまうこともない
クレジットカードはポイントがたまってうれしいものですが、「うっかりポイントの有効期限を切らしてしまった」という人も多いもの。カードの明細をチェックしていれば、ポイントの有効期限切れを防ぐことができます。WEB明細の場合は、アクセスしてしっかり確認しておきたいですね。また、以前はカードの100ポイントで、電子マネーの100円相当と交換できたのに、ある日を境に、特定の電子マネーの交換には150ポイントが必要になったー―などと、ポイント関連の基準が変更されることも。
カード会社の特典は変わることも多いので、HPを定期的に見て、最新情報を入手しておきたいですね。
3:思わぬ“リボ払い”に気付くケースも
クレジットカードの中には、最初から「リボ払い」に設定されているものもあります。この場合、自分で「ずっと全額払い」などという設定に変更しない限り、ずっとリボ払いになってしまうので要注意!カードの利用明細もチェックせず、しかも銀行の通帳も、あまり記帳していないと危険です。久しぶりに銀行の通帳を記帳したら「たくさんカードで買っているのに、なぜか毎月5000円しか引き落とされていなかった!」なんて、気付くケースも。
ふー危ない。このままずっと気付かなければ、大変なことでした。カード明細をしっかりチェックしていれば、もっと早く気付けたことでしょう。
その他、レジにて「一回払いで」と言ったのに、うまく伝わらなかったのか、なぜかリボ払いになっていたという人もいます。カード明細で気づいたら、タイミングによっては、連絡して一回払いにしてもらうこともできます。
以上、クレジットカード会社のHPを見ることのオトクさについてお伝えしました。
ただし、HPで「今ならリボ払いでポイント5倍!」などのキャンペーンを見て、ポイント欲しさに、1回払いだったのをリボ払いに変更するのはNG! リボ払いは金利が高く、手数料が高く払い続けることになります。たとえポイントが数倍ついても、結局は損してしまうのでやめましょう。
WEB明細を見るために、IDやパスワードの管理は確かに面倒ですが、メリットもいっぱいです。月に1回利用明細をチェックするとともに、HPも見ておきたいですね。