すぐ部屋を見ずに、玄関や駐輪場などを見よう
ネット広告では、物件の外観と部屋の写真が多く、それだけで比較検討しがちです。せっかく物件見学するのですから、ネットに出ていないところもしっかり見ましょう。まずは物件の外回りです。近隣に、うるさい施設はあるか。パチンコ屋さん、カラオケ屋さん等は音が気になりますし、風紀も気になります。風俗店等があるケースもあるので、周囲をよく見ておきましょう。物件の周りをぐるりと一周するのもよいでしょう。
枯れた花から管理姿勢がわかる
あなたの帰りを迎えてくれる植栽が枯れているようでは、今後、廊下の電気が切れたり、庭の草が伸びたりしても、放置されるのは目に見えています。
- 【裏技4】「この花、綺麗ですね。毎日水をやっているのですか?」と聞く
- 【裏技5】ゴミ置き場の散らかり具合と、分別状況。
ゴミ置き場からわかるマナー
乱雑なままであれば、やはり管理が適当な物件ですし、分別などが守られていないようであれば、モラルのない人が住んでいる住み心地の悪い物件とわかります。
ゴミ置き場の臭い対策は?
エントランスの近くに蓋もない状態で出すということは、夏は臭いのひどいゴミを通って出掛ける事になるかもしれません。通りに面しているゴミ置き場は、通行人がゴミ収集日ではない日に投げ入れるというリスクもあります。
- 【裏技6】駐輪場を見させてもらう。乗らなくても。
屋根が無いからここに停めた
自転車には乗らないのに? いいのです。それでも見させてもらいましょう。
駐輪場に屋根が無い物件は、「入居者は濡れたサドルに座れ」というスタンスです。ここに貸す側の姿勢が現れるのです。
駐輪場が暗かったり、段差があって、出しにくかったり、駐輪スペースが草ぼうぼうだったり、という物件は、「出来る限り入居者にお金をかけたくない」という貸す側の方針が見えるもの。もっと入居者の事を考えている物件のほうが住みやすいはずです。
段差があると、自転車やバイクは入れにくい
自分が使いやすいかどうかの確認だけでなく、入居者に対する大家さんの姿勢として、使わない共有部も見ていく。出来る限りお金を削ろうとするスタンスがあると、見えない建材等でも経費節減されているかもしれません。
さあ、次のページでは、物件に入ったら。
せっかく選んだお部屋に行く前に……