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機内で快適な眠りを得るための7つのアイデア

長いフライト時間。寝て過ごすという方も多いのでは? でも、眠りたいのに眠れないとなると機内で過ごす時間はつらいですよね。そんなときはどうしたらいいのでしょう?実際に試してみて効果があった7つのアイデアを紹介します。

三田村 蕗子

執筆者:三田村 蕗子

航空券・飛行機ガイド

快適な旅行にするために

フライト時間が長いとき、機内で少しでも眠りを確保しておくと、その後の疲れ方がまったく違います。 あくまで個人の体験に基づくものですが、ガイドがあれこれ試してみて「効果あり」と感じた7つの方法を以下に挙げてみました。


1. 出発は夜遅い便で

遅い便に出発する便

夜遅くに出発する便に選ぶのが第一の快眠法

機内でできるだけ睡眠を取りたいという方。まず、出発時間を考慮した上で利用する飛行機を選びましょう。人間は本来、太陽が沈み、夜がふけてから眠くなり、日の出とともに目が覚める生き物。午前中に出発する飛行機の中でゆっくり眠れるはずがありません。

できるだけ夜10時や11時など出発時間の遅い便を選び、体をしめつけないゆったりとした服装で搭乗して、さっさと眠る準備を整えます。いつも眠りについている時間であれば、眠れる確率が高まりますよ。できれば、経由便ではなく、直行便にするのも眠りのためには大事な条件。眠ったかと思うと、強制的に起こされ、飛行機を乗り継がなければならない経由便では、満足のいく睡眠を得ることは不可能です。


2. 前日は睡眠不足気味に

前日にあえて睡眠をあまり取らず、睡眠不足の状態で飛行機に乗り込むのも、機内で快眠できるコツ。当日は朝からつらいかもしれませんが、その分、飛行機に搭乗すればすぐに眠気に襲われるはず。

かといって、徹夜は禁物です。ガイドの経験上、徹夜など過度の睡眠不足では、体内時計が乱れまくり、かえって目が冴えて眠れないことが多いからです。「少し睡眠不足気味」程度におさえておくのが確実です。


3. 体を倒すなら前に

機内で眠るときにはシートをリクライニングして寝るのが正解、と思っていませんか?フルフラットにできるならともなく、中途半端な角度に座席を倒しても、決して快適な眠りは得られません。もし体を倒して眠りたいなら、ガイドのオススメは前のテーブルに頭を乗せて寝る方法です。

ネックピロー

文字通り、ネックピローを枕にして眠るのもアリ

といっても、ただそれだけでは腕が痛くなるので、ネックピローを使いましょう。ガイドの経験上、ネックピローを文字通り枕代わりにして寝ると、半端なリクライニングよりもずっと寝つきやすくなりました。もちろん熟睡とまではいきませんが、起きたときに首や肩が痛くてどうしようもない、という不快な気分からは解放されます。

 


4. 靴は脱いで楽にしよう

足をできるだけ楽にする、というのも、機内で眠りを確保する秘訣の一つ。靴を履いたままでは緊張感がほぐれません。靴を抜いてスリッパやビーチサンダルに履き替えて、加圧ソックスを履いてみるのも効果的。足がきゅっとひきしまって気分が快適になるからです。ガイドのお気に入りは、ドクターショールの「フライトソックスコットンフィール」。その名の通り、フライトでの脚をラクにするために開発された加圧ソックスです。

ただし、ふだんから加圧ソックスを履きつけていない人は、圧迫感を感じるばかりで、かえって目が冴えてしまうかもしれません。加圧ソックスが合う合わないは人それぞれ。飛行機に乗る前に一度履いてみることをオススメします。

>>最終的な手段とは…!?

 

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