ホテル/東京のホテル

ミレニアム三井ガーデンホテル東京の魅力

東京、それも銀座4丁目の交差点から徒歩2分という銀座のど真ん中に2014年12月17日、開業したのが「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」。絶好調のインバウンドの影響もあり、新ホテルは開業から好調だとか。随所に新たな趣向を凝らした新ホテルの魅力とは?

村上 実

執筆者:村上 実

ホテルガイド

最高の立地条件を備えた「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」

“ホテルはロケーション”と言われる位に立地条件は重要なホテル選びのポイント。その意味では、今回ご紹介する「ミレニアム 三井ガーデンホテル 東京」は、まさに最高の立地条件を備えたホテルと言えます。

簡単に説明すると、銀座和光など、銀座の中心は4丁目交差点。晴海通りと中央通りが交差する場所で、新ホテルはこの交差点から晴海通りを三原橋の交差点方向に歩いて1分足らずという絶好のロケーション。

雨の日などは、メトロの銀座線、日比谷線、丸の内線から地下のコンコースを通れば傘なしでも大丈夫な立地。ホテル建物横には新たに駅のエントランスが設けられています。
ミレニアム三井ガーデンホテル東京

銀座4丁目交差点から徒歩2分という絶好のロケーション


エッジの効いた外観を眺めながらエントランスを抜けると、天井高のあるロビー空間に。正面にフロントが設けられており、そのバックに大きな光の壁が。外観デザインは交詢ビルディングや三井ガーデンホテル京都新町 別邸を手掛けた石川雅英氏で、デザインコンセプトは「織(weave)」。銀座の「過去」「現在」「未来」を織り込んだイメージをモチーフにしています。

三井ガーデンホテル

思わず引き込まれてしまうエントランス


一方、内装デザインは、香港に拠点をおくCL3(シーエルスリー)で、2013年に行われた三井ガーデンホテル銀座プレミアのリノベーションデザインを手掛けている注目のデザインチーム。その拘りは、ロビーや客室は勿論のこと廊下の照明といった細部にまで「IKI(粋)でモダンな空間」を表現しています。また、ロビーには、新進気鋭の着物デザイナー、斉藤上太郎氏の作品が設置されるなど、随所に和のテイストも取り入れられているのが特徴。

三井ガーデンホテル

天井高なロビー空間

三井ガーデンホテル

随所に和のテイストも


レストランのコンセプトは、「お客様に“にっこり”してもらう」

総客室数は329室で、セントラルダブル(21.5m²)48室、スーペリアダブル(20m²)171室、スーペリアツイン(26m²)78室、コーナーツイン(31.4m²)13室、コーナートリプル(37.7m²)7室、デラックスツイン(37.7m²)6室、アクセシブル(21.8m²)6室。建物は地下1階・地上14階となっています。

今回の取材は、まずは地階のレストラン探訪から。知己の内山景太総支配人と久しぶりの食事となりましたが、この「ALL DAY DINING NiKO GINZA」の料理は期待を上回るクリエイティブな内容。レストランのコンセプトは「朝食のビュッフェ、ランチ、カフェ、ディナー、バータイム、それぞれの時間でお客様に『にっこり』してもらえるレストランに」というもの。

小泉光広シェフの手掛ける日本料理の素材・技法と西洋のスタイルを融合させたジャパニーズフュージョン料理は繊細かつ素材を存分に楽しめてインパクト大。スタッフは国際色豊かでルーマニアなど欧米のスタッフも。内山総支配人によると、「開業以来、インバウンドゲストも多いですね。ですので、こうしてインターナショナルな雰囲気がいつも醸し出されているんです」と。

次ページでは気になる客室をレポートします。

  • 1
  • 2
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます