日本におけるキューバ選手たちの動向から目が離せない

日本でも活躍する選手たちがキューバの優勝に貢献

今年の日本のプロ野球界で、追いかけなければいけない男たちがいる。それは、キューバ出身の選手たちだ。キャンプが始まったというのに、まだ誰も参加していないのは、プエルトリコで行われていたカリビアンシリーズに参加していたからだ。

2月8日（日本時間9日）に行われた同シリーズの決勝戦で、キューバチームはメキシコチームと戦い、3対2で勝ち、優勝。キューバの優勝は、1960年大会以来、55年ぶりとなった。

この大会でMVPに輝いたのは、巨人のフレデリク・セぺタ外野手だった。決勝戦で先制打を含む4打数2安打1打点、前日のベネズエラとの準決勝では4安打5打点と大暴れ。今大会通算で打率．471、7打点と活躍したことは評価された。

セぺタだけではなく、決勝戦では巨人のエクトル・メンドーサ投手が八回二死から後続をピシャリと抑え、セーブを挙げた。DeNAのユリエキス・グリエル内野手も八回に貴重なソロホーマーを放つなど4打数2安打1打点、ロッテのアルフレド・デスパイネ外野手も3打数2安打と奮闘。

昨年、日本のプロ野球に加入したキューバ勢が揃って実力を発揮した。

>>今シーズンの活躍に期待が高まる一方で、不安も……